ぱにっくしょうがい

注意:これはあくまで中の人の体験であって、こういう風にパニックになりましたという話なので、みんながこうというわけではありません。
ちなみに一時的なものだったのでパニック障害だったかはわからないし、病院にも行ってないです。

物語の始まりのようなそうじゃないような感覚で
読んでください。



布団に入って、やけに心臓の音がよく聞こえるなと思った。

だけど、
どんどんそれは早くなっていき、
頭の中がそれでいっぱいになっていたら呼吸も合わせてどんどん早くなっていた。

暗闇の中で、
「前にもこういうことがあったな」と思っていたが、
それどころではなくなってしまった。
体の感覚がなくなり、眠ろうとするとそのまま深い闇に意識が落ちていく様だった。
このまま意識がなくなり死ぬんじゃないか、と思った。でも、死に対する恐怖によりなんとか呼吸をしなければと思い、布団からバッと起き上がり、私はゆっくり息をしようと心がけた。最初は息をしようとすればするほど息ができなくなり、過呼吸になってしまったが、喘息の時の呼吸を思い出して、何度か心がけていくうちに次第に息ができるようになっていた。

本当に死ぬかと思った。

あと、布団に入ってから涙がずっと流れていた私は、呼吸ができるようになってからもひとしきり泣いていた。よほど心が不安定だったのだろう
病院には行っていないが、学生の時に習った、これはパニック障害なのかと思った。知識にはあったが、本当に死ぬかと思うとは思わなかった。

自分もそこまで心がしんどくなってるとは思わなかった。だけど、毎日、なにもないのに涙が流れてくる時点でもうだめだったのだろう。

普通の人が「死にたい」と思わないなんて、
この前初めて知った。
だって毎日いつでも死ねるように生きてた、
いつも死なないかなと思ってた。
自分の人生だから自分勝手だ。
しょうがない。

とりあえずは落ち着いたみたいだ。
目を瞑るのが怖いけど、どうせ明日はくるから
布団に入ってスマホでもみて、いつの間にか眠っていることを祈ろう。

おやすみなさい




この日から眠るのが怖くなって
でも明日はくるから眠らないとって思ってしんどかったなぁ。

今は大丈夫だけど、
自分では気づかないうちにたぶん
いつのまにか心の限界が来ると思う。
そうなる前に、涙が出たら
ちゃんと休もう。

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