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毎日はあがりさがりのくり返し

  休日が終わろうとする頃、明日からまた頑張ろう、という気持ちになる。仕事行きたくない・・・とい気持ちよりは、どちらかというとポジティブな自分になっている。いわゆる、日曜日にサザエさんを見ながら、ブルーな気持ちになるのとは逆だ。

 仕事がはじまると、はあやっぱり、と気持ちが重くなる。仕事したくないな、仕事ってなんでこんなに嫌なんだろう。ああ、次の休みのために頑張るしかない。
 
 翌日が休みの帰り。高揚した気持ちになる。今日の夜は何を観よう。
明日は何をしようかな・・心が♪マークになるような時間。

 「休みのために頑張る」
 「休みのために働く」

 社会人になりたての頃、たまに耳にするこの考えをあまり理解できなかった。生活の中心は仕事だ。休みがこんなに無くてもいいのに、と思ったことがあった。仕事に集中する自分が好きだったからだ。

 考え方は変わるものだ。仕事をするよりも、休日に家族や、友人などと過ごす時間のほうがよっぽど価値がある、と思える(思ってしまう)ようになった。良いのか悪いのか分からない。こんなんでよいのだろうか、とも思う。

 何の仕事であろうと、働いて、お金を稼ぐことは楽なことではないんだなあと、社会人歴が長くなればなるほど身にしみて感じる。仕事中の「負の感情」を何とか出来たらよいのに。

 休みのときの「ポジティブなわたし」と、仕事中の「ネガティブなわたし」を繰り返して、あっというまに1日、1週間、1か月が過ぎる。
今向き合っている仕事が「ネガティブなわたし」を引き出しているのか、どんな仕事をしていても、気にしやすい自分の性格のせいなのか。それがわからなくて、ずっともやもやしている。

 そんなもやもやを抱きながら、あがったり、さがったりの毎日を過ごしている。仕事、とか休みとか、切り分けることなく、自分の人生まるっと楽しいものにできたらよいのだけど。

 


 

 

 


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