私の抱える悩みの大半は、人間関係からきた悩みだ。

　人生の悩みの大半は、人間関係に起因するものだなと思うことが良くある。人それぞれ抱えているものも違うけど、気にしいな私にとっては、人の反応で一喜一憂していることが多い。

　今まで、職場で一緒のチームだった、ある人と配置変更で別々のチームとなった。別々のチームといえど、部署はおなじなのでこれからも一緒に仕事をしていく仲間だ。
　ただ、この頃、その人の私に対する態度がおかしいのだ。今まではかなり協力的だったのに、急に冷たい。おそらく、私になにか問題があったのだと思う。今まで仲良くしていた人が、たった短期間で離れていってしまった感じ。
　
　昔から母に、自分が嫌いだと思う人は、相手も同じように思ってることが多い、と言われてきた。私はその人を嫌いになってはいない。だけど、その人が若干自分のことを嫌ってる？と思い始めてから、なんかすごく、いやだなーという気持ちになってきた。

　よく別れたカップルにいう、ちょっとしたボタンの掛け違い、という言葉が妙にしっくりくるくらいに、急に生じた距離感に、ここ最近はずっともやもやしている。カップルの例を出すほど、すごく親しい相手であるわけではない。同僚の一人だ。

　それなのに、そんなことでずっとくよくよ、もやもやした日々を送っている。きっと時間がたてば、一瞬の気まずさは解消されるはずだ。でもいま、私のなかでは大きな悩みだ。

　私にとって「他人にどう思われているか」によって、自分の存在価値があがったりさがったりしている。曇りのない関係で、人と関わりたいのだ。わだかまりはそこにないほうがよい。おそらく、多くの人が誰かと関わるなかでそう思っているはずなのに。それでも上手くいかないから、人間関係って難しい。