![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128703988/rectangle_large_type_2_4bafc9886198b81e1a1973b820a1cc3d.png?width=800)
佐々木正悟さんの本『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』の感想
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』
という本。
最近好きなビジネス書作家・佐々木正悟さんの著書だ。(監修は大橋悦夫さん)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130489610/picture_pc_9bab1edb8c7bb7bc4aed77a3000324f6.jpg?width=800)
昔見かけて
「うわ、このタイトルは耳が痛すぎる……」
と感じて超印象的だった本。
タスクシュートを使用し始めた今、再読してみた。
最初に読んだ時、思ったこと
読んだのは2022年8月。
オンラインコミュニティ内で、この本を紹介していた。
当時の投稿を引用。
この本(『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』)が私にはめちゃくちゃ良いです。良いというか耳が痛すぎる内容です(笑)
完璧主義で遅刻する、自分の能力を過信してしまう、とにかくやることを多く設定してしまう、人のためにと色々やってしまう…「え、私のこと?」という感じでした😢
片付けの進まない原因が「習慣・時間の使い方・やる気」にある方にはオススメです。原因がメンタル面・収納や間取りなどの場合は役立たないかもしれませんが…
人生有限なので、欲張りすぎず1つ1つ着実に進めていこうと思います😁
「重要な仕事を詰め込んでしまっていたら簡単に優先順位を決められない」「仕事の質に妥協するしかない」とかあって、その通りでしかない…と思いました(笑)
弱点をズバズバ指摘されていて、正直辛い……と思うほど。
特に気になった部分(当時のメモより)
当時の手書きのメモがノートに残っていたので、転載してみる。
本からの引用は太字部分。どれも目次ページにある見出しである。
起床した時間を勝手に「余裕」と考えてしまう
↑ ひえー私だ‼ 耳痛い…
人から頼まれると断れないから、自分のことをやる時間がない
↑ 仕事関係だと断りづらいわ…‼
「ムダな時間を省きましょう」というアドバイスは意味がない
↑ 確かに、ムダな時間を過ごそうとする人はいない
見積もりをしていれば、正確でない見積もりがイヤになってくる
↑ 見積もりまちがいを徐々にでも修正していくことが時間管理らしい!
すべての割り込みのたった1つの共通点とは
↑ 突発的なこと、らしい
1日は「行動」+「休憩」でできている
↑ 休憩を取らないと仕事できる人もダメになる
先送りするのは「計画した行動を取りたくないから」
↑ 借金のようなもの。時間がなくなって当然
「朝に調子を出すための助走」としておすすめすること
↑ 軽い運動、前夜の自分(認知リソースが乏しい自分)が考えたことを読み返す
朝は「1セクションに1タスク」で済ませるように
↑ 朝はなるべく大物を
必要なのは、現実を「見る」こと
↑ 仕事の質に妥協する必要がある。
「仕事が完ペキにできる」なんて永遠に達成されない……妥協しよう😖💦
単なる記録・メモも多いが、結構熱心に読んでいたことが分かる。
どうやら、作者からのメッセージ「なるほど、その通りである」と納得したらしい。
なぜ「私にタスクシュートは無理」と感じたか?
だが、この本でお勧めされていたタスクシュートに関しては
「なるほど、それは良さそうな方法だ。利用できたら多くの問題は解決するだろう。だが私には難しそうだ」
と思い、試そうともしなかった。
どの辺りを「難しくて私には無理」だと感じたのだろうか?
本書は、タスクシュートの概要をこう説明する。
タスクシュートの基本的なルールは、次のとおりです。
●「本日1日分の仕事」を1シートで管理する
●「これからやる仕事のリスト」と「ここまでにやった仕事のリスト」を一元管理する
●「1分以上時間のかかること」はすべて管理する
●「すべての仕事」の「見積もり時間」を出しておく
●「本日1日分の仕事」がすべて終わったら何時になるかの予測を自動算出することで、常に仕事の終わる時間(または就寝時刻)をリアルタイムに把握する
タスクシューターとしては
「うんうん、確かに……言われてみればこれがタスクシュートだよね」
と思う。
だが、タスクシュートを知らない当時の私にはチンプンカンプンだった。
「カレンダーに書いてある予定も、自分が隙間時間に進める予定のタスクも、全部一緒にを一緒に管理するってこと?
今日やることを、思いつきではなく1日の最初に全部決めるの?」
「1分以上かかるタスクをすべて書き出すって……は? マジで? いやいや、無理ゲーじゃん」
と感じたと記憶している。
今、再読した感想
難しそうに思えたタスクシュートに、ふとしたきっかけで再度出会い、利用し始めた。
本に書いてある全てをできているかは不明だが、タスクシュートを使い始めてから少しずつ改善されつつあると実感できた。
少なくとも
「私は時間管理もタスク管理もめちゃ苦手でダメダメだ……」
と、今は思わない。
時間・タスクについての重要なことが書いてあるから、タスクシューターでなくてもお薦めだ。
忙しい人、時間がないと感じる人、タスク管理がうまくいかない人……そういう方に是非読んでほしい本。
評判も高い本なので、是非。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?