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"頑張らない"を習慣化するために重要なことは?|タスクシュートで実践【ユタカジン】

つい頑張りすぎてしまい、無意識に無理をしては反動(リバウンド)が来てしまう人へ。

私も、昔からそうなりがちで。

だけど、最近ほんの少しずつ
「頑張らない・無理しないことの良さ」
を実感できるようになってきた気がする。

"頑張ること"に弊害なんてある?

「頑張る」って、今の日本では一般的に「良いこと」だと考えられていると思う。少なくとも、「頑張る」を悪く捉える人はほとんどいないのではないだろうか。


もちろん私も、頑張っている人を否定するつもりは毛頭ない。本人が良ければ何ら問題ないし、水を差すのもおかしい話だ。

……そうではなくて。

私には
「ついつい勝手に頑張ってしまって、そのせいでメンタルをやられたり自爆したりして、結果うまくいかなかった」
経験がある、と言いたいだけだ。

だから、"頑張っているが何も問題ない!"という人は読まなくてOK。

そもそも、頑張るというのは「普通にやる」のではなく、それより望ましい状態を目指すために「熱心にやる」ということ。

つまり、自分に何らかの圧力をかけるような感じ?
だから大変なのだし、時と場合によっては反動が来るんだと思う。


私がここ数年悩んでいたリベンジ夜更かしも、反動の1つかも。

※「リベンジ夜更かし」とは
日中は外的要因で忙しくて自由な時間を持てなかった人が、夜更かしして自分の時間を持とうとすること。タスクに追われて夜更かしするというより、「このまま今日を終わらせたくない」という気持ちで、あえて夜更かしするような感じ

ストレスのせいで暴飲暴食してしまったり、何かに深く依存してしまったりすることも、反動だと思う。


つい「頑張ろう」としてしまう理由

では、大変なのになぜ頑張ってしまうのだろうか?

例えば、仕事や勉強で自分の能力以上の成果を上げようとしたり、他人よりも抜きん出ようとしたり。ダラダラせずに素早く動いて、効率よく業務を終えようとしたり。

「そうしたほうが良い未来につながる」と考えるから?
他人からよく見られたい・認められたい・愛されたいから?

もちろんそれもあるだろう。でも無意識に頑張ってしまうのは、幼い頃から長年かけて身に着けた習慣だからなのかも。

何かあれば二言目には「頑張ってね」と言われるこの世界で、私たちはつい必要以上に頑張ってしまうものかもしれないなぁ……

本当はそんな必要なんて無いのに。


睡眠時間は大事と分かっているけれど

「現代の日本人は睡眠時間が短い」とよく言われる。

調べてみると、確かに厚生労働省の統計でもこんな風に記されていた。

令和元年の国民健康・栄養調査結果11において、1日の平均睡眠時間が6時間未満の者の割合は、男性 37.5%、女性 40.6%であり、性・年齢階級別にみると、男性の 30~50 歳代、女性の 40~50 歳代では4割以上を占めていた。また、令和3年のOECD(経済協力開発機構)の調査報告でも、日本人の平均睡眠時間は加盟 33 カ国の中で最も短かった。

健康づくりのための睡眠ガイド2023

睡眠時間が少ないと、眠気や疲労が出やすいだけでなく様々な悪影響があることが科学的にも分かっている。

……いや、皆そんなことは知っているはず。
「知ってるよ。けど、なかなか早寝できないんだよねー」
という人が大半ではないだろうか?

私にとっても、良質な睡眠を取ることは永遠の課題かもしれない。

なぜなら、この世界が素晴らしすぎるから。読みたい漫画も知りたいことも多くて、やりたいことが一向に尽きてくれないのだ。

まぁただあんまり深刻になっても逆効果なので、最近は
「リベンジ夜更かしをゼロにすべき!」
と意気込んではいない。

ただ、身体の声を聞き逃さないようにしたいとは常々思っている。


重要! ダラダラ・ゴロゴロの休息

私は今年の指針3つのうち、1つを「日中の余白を大事にする」にした。

タスクシュートの記録を毎日レビューし続けていたら
「日中頑張り過ぎて気分が張りつめたまま夜になると、癒しを求めて深夜にリベンジ夜更かししがち」
と気づいたからだ。

とは言え、適度なタイミングで休憩を入れることって意外と難しい
『休むための技術』みたいな本が本屋にたくさん並んでいることからも分かるだろう。


娘が先日タスクシュート手帳を1日だけ使った時(詳しくはこのnoteへ)、
「ゴロゴロ」
というタスクが所々に
(合計4つ)挟まれていることに対して多くの反響をいただいた。


私も、若干9歳にして休息の大切さを実感している彼女を心底すごいと思った。

娘はいつもお気に入りのクッションやタオルと共にゴロゴロのんびりしているのだが、そのグッズ選びも重要なのだろうか……? 今度聞いてみよう。


タスクシュートで「頑張らない」を実践

休息を挟む以外にも、できることがある。
今日はタスクシュートを使った「頑張り過ぎない方法」をお伝えしよう。

①1日1日、無理のないプランを立てる

まずはこれ。

何が「無理のないプラン」かは人それぞれだけど、例えば下記3つに注目してみよう。

  • 余白を空ける(各セクションに余裕を)

  • ルーチンを増やしすぎない

  • 欲張らない

「欲張らない」というのは、プラン時点でのタスク数を増やしすぎないということ。

朝の時点で「できたらいいな」と思うことは大抵できないので、"今日やること"に絞るのも非常に重要である。


②途中で修正してOK

タスクシュートは修正しやすいのがメリットの1つだ。

「プランニングは1日1回まで」と決まっている訳ではないので午前に1回・午後に1回プランニングしてもいいし、1日の終わりが見えてきた夕方あたりで修正してもいい。

なかなか最初から「ピッタリちょうどいい」プランは立てられないから、試行錯誤していこう。

朝立てたプランを守り切るのが最高、というわけでもない。修正したら負け、でもない。単に「修正には手間がかかる」という事実があるだけ。

タスク管理はゲーム感覚で気軽にやろう!


③最低限のタスクは3つでいい

記録を取ることには得意不得意がある。

その人自身の性質だけでなく、状況やマインドにもよるだろう。
予測不可能なことばかりが起きる日なら、記録が頭からすっぽり抜け落ちていても不思議ではない。

記録を取るのは、最初は3つだけでいい。どうしても「これは今日やる」ということを書いてみるのだ。

「え?3つだけ?馬鹿にしてるの?」
って思うかもしれないけど、3は0とは違うし、続かないよりも全然良い。

「到底無理」と思う数十個を書いて自分に鞭打つよりマインドが上がるし、良いことばかりなのだ。

100日チャレンジでも
「1日3つ以上のタスクを書いている人は、タスクシュートが続きやすい」
というデータが出ているらしい。


ということで、もし
「なかなかうまくいかない……頑張ってるのに」
と感じたら、ここに立ち返ってほしい。

私も、初心に戻りたい時に見返そうと思う。


今日の記事は共同運営noteマガジン『ユタカジン』への寄稿。

実は7月6日(土)に、『ユタカジンLIVE』というイベントを実施予定。私は白水さんとファシリを担当する。

司会とかやったことないので超ドキドキするけど、このメンバーなら楽しくなること間違いなし……と思っている。

テーマは逆算思考と順算思考について。
盛り上げていくので、ランディングページを読んで気になったら是非!


さて、明日はタスク管理トレーニングセンターでオンラインセミナーに登壇予定。

タイトルはズバリ、
『10個以上のタスク管理ツールジプシーを繰り返した主婦が語る
生きづらさにも効くタスク管理法』

である。

昨日今日でたくさんお申し込みをいただいていて嬉しい。

ここでしか喋らない予定の話もあるので、失敗談から大いに学びたい人はウェルカム!


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