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完璧主義を手放したほうがいい理由

スガカオルです。
わたしは汚部屋住人です。

汚部屋の掃除がなかなか進んでいません。
今は片付けが進んで、ちょっと散らかってるぐらいになりました。

何かに取り組む時に心がけていることがあります。
それは完璧を目指さないことです。

完璧を目指すことはクオリティの面で高く、良いことに感じませんか?

しかし、メンタルを病んでいる人こそ、完璧であることを手放したほうが幸せになれます。

今日は完璧を目指さない、について考えていきたいと思います。

完璧は疲れる

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完璧主義な部分は、わたしにはあります。
片付けも一気に完全にキレイにしたいと思っていました。

しかし、最近思うのが、完璧を目指すとすごく疲れませんか?ということ。

それも完璧主義の自覚がないから、困りものです。
クオリティを上げることばかりに気を取られている人は完璧主義なのかもしれません。

わたしはハンドメイドをしています。
販売に際して、完璧主義でやっているといつまで経っても出品できないことに気が付きました。

だからと言って、ほころびができていて商品にならない。
しかし、120%の商品を作っていては続けられないのです。

完璧主義を目指しているとき、かならず他人の評価を気にしています。
つまり自分軸で生きていないということ。

これでは疲れます。

評価を気にして、他人の目を気にして、注意やクレームを気にしてしまう。
他人軸で生きてしまっている状態です。

確かに、文句を言われれば困ります。
しかし、それをカバーするために完璧を求めてしまうのは間違いではないでしょうか?

完璧でなくても、文句を言われても、真摯に対応していけば良いのです。

完璧主義を目指している人は、すでにクオリティの高いものを提供できています。
これ以上、クオリティの高いものを提供しなくてもよいと思うのです。

完璧なものを求めているとどんなモノでも、いつまで経っても納得できません。
ハンドメイド作品だったら、いつまでも販売ができないというジレンマに陥ります。

完璧でなくても、ある程度のクオリティで販売してみる。
すでに完成度の高い商品になっているのだから、細かいこだわりを捨ててみる。
クレームが来たら真摯に対応して、次に活かしていくというサイクルを実践していけば良いのです。

クオリティは徐々に上げていく、そのために日々の作業をやっていくことが重要です。

完璧主義でいると自分が疲弊します。
それを回避するために妥協するということが大事です。

完璧主義者と付き合う人も疲れる

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一緒にいる人が完璧主義だと、相手を疲れさせてしまいます。

わたしの親は完璧主義です。
正直一緒にいるとすごく疲れます。

まるで、わたしにも完璧であることを求めているように完璧な姿でいるのですから、一緒にいても追い詰められるようです。

知らず知らずのうちに、自分と同じような完璧をわたしに要求してくるのです。

例えば、手作りの夕飯を求められます。
一汁三菜である夕飯が最適であると考えているようです。

毎日毎日、そのようなご飯を作れるのは専業主婦ぐらいなもんです。
専業主婦だってたまには手抜きをしたいですよね。

わたしには精神疾患があり、毎日毎日一汁三菜を用意するのは難しいです。
出来るだけ用意はしますが、またに惣菜を使ったりしたいです。

しかし、それすら罪悪感を抱きます。
父はそれを望んでいないからです。

完璧にやっていれば毎日毎日、手作りのご飯を食べることができます。
しかし、もともとチンするだけのチルド商品があったり冷凍食品があったりするのは、世の中にそのような需要があるからです。

つまり周りの人は「楽にすること」をお金で買っています。

周りの人が完璧にやろうとすればするほど、完璧にやらない人は見ているだけで疲れてきます。
周りはみんながみんな完璧ではなく、上手に手抜きをしています。

空回りしていることも影で笑っている人もいるかもしれませんね。

自分が完璧でいることで誰かを疲れさせているかもしれません。
気をつけたいモノです。

そもそも完璧を求められていない現実

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そもそもの話ですが、本当に周りから完璧を求められているのでしょうか?

世の中はあなたに完璧を求めているのでしょうか?

仕事は100%、120%でやっていると続きません。
潰れてしまいます。

60%程度の力で取り組んでいられると良いです。
なぜなら、余裕がないと続けられないし、イレギュラーが起きたときに対処できる余白がないからです。

世の中の人はそんなに完璧にやっていないです。
100%のクオリティを求めている人は完璧主義の人だけだと気付きました。

完璧主義がクライアントだと100%で返さないとならないので悪循環です。

ブラック企業そのままです。

世の中は常に100%で回っているわけではありません。
周りを見渡せば、もう少し肩の力を抜いても大丈夫だということが分かります。

もしあなたが完璧にすべてをこなそうとしているならば、少し周りを見渡してみましょう。
他の人がどのように力を抜いているのかを観察するのです。

周りの人は意外と力を抜いて、60%で物事をこなしています。
それを知るだけでも、自分の力の出し方に変化をもたらせます。

完璧でいることは疲れます。
完璧でいる人の横にいることも疲れます。

完璧でいることは自己満足のほかに、何も得をしません。
人も離れていくでしょう。

ちょっと立ち止まって、自分の完璧主義を見直してみてはいかがでしょうか?
人に尋ねてみるのも効果的です。

自分の完璧にやっちゃうことをまず認めるところからやってみるとよいかもしれません。


ではでは、またね。

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