自分を嫌いな人は自分を諦めてないっていう話

以前、こんな会話がありました。
大好きなバンド、イースタンユースのボーカル吉野さんとお話しさせてもらったとき、「自分を嫌い」っていうのはどういうことなのかって話題になって。吉野さんがそのとき言った「栄純が自分を嫌いっていうのはさ、好きってことなんだよ」という言葉が当時は「ええ〜！どういうこと〜！？でもかっこいい。。。（ファン目線）」という様な感じだったのですが、最近よくわかります。自分が嫌いっていうのは自分にまだ興味がある状態です。好きという言い方だとしっくりこない人もいると思いますが、興味があるというのはわかると思います。そして嫌いを通り越して行くところまで行っちゃうと、「自分に興味が持てなくなる」状態があって。「自分に愛憎もなにも感じない」状態こそが一番危ない。自分に興味が持てないっていうのは生命力としてはそうとう弱っています。そこから這い上がってくるためには、1個ずつ自分の存在証明を積み重ねていくのがいい。絵をかいたり音楽をつくったりというのが癒やしになる可能性は高いです。創作物を通して自分と会話するきっかけをつくる。