超短編小説の置き場所です。ヘッダー画像にしようと、あわてて写真を撮ったら、マグカップが不自然な方向を向いて置かれていることに気がつきました。。ま、いっか。ということで、毎週木曜日…
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お父さんのマグカップ 【一駅ぶんのおどろき】
いつの頃からか父のことが嫌いになった。高校生のときにはほとんど口もきかなかった。仕事で遅くなる日は、一緒に食卓を囲まなくてよくて、ホッとしたのを覚えている。中学生の頃はどうだったんだろう。まだ嫌いじゃなかった気はするんだけど、うーん……父の記憶があまり見つからない。それから21年の月日が流れた。
いまのわたしは、もう二児の母親。朝起きたと思ったら、今日が終わっている。育児に家事に、、忙しさに
「楽しみにしています!」
僕はしあわせ者なんじゃないかと。そう思いました。
昨日僕は『これから毎週一本の「超短編小説」を発表します。』と宣言しました。自分にとってすごく大切なことを宣言しました。それはとても勇気がいる行為でした。
そうしてほぼ丸一日が経過したいま、行きつけの喫茶店でこの記事を書いています。外はすっかり暗くなり雨模様だけれど、店内はあたたかい光に包まれて軽快にジャズが流れている。コーヒーも澄んだ味でからだ