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単身高齢者男性 残置物処分

どうも~。終活日日是好日不動産のスエビバです!
久々のNOTE更新になります。
今日は死後事務の中でも、とても重要な自宅の残置物の処分について書いてみたいと思います。

簡単に、私の説明はこちらになります ↓↓↓ 

私が勤めていた身元保証等高齢者サ方ートを運営しているNPO団体では、1年間約100名ほどお亡なりになっていました。

あらかじめご本人の意思で亡くなった後の自宅内の残置物について、どのように処分をするのかを決めていただいていました。また、処分にかかる費用についても預けていただくようになっています。

すべて処分を希望される方、リサイクルを希望される方、寄付を希望される方、いろいろありました。

死後事務委任契約は亡くなった後、たくさんの手続きがありますが
その中でも自宅内の残置物処分は、肉体的にも精神的にも重いものがあります。亡くなられた方の生活が目の前にありますからね。。

数多くの方の自宅内の残置物処分を経験してきましたが、本当に十人十色です。足の踏み場がないぐらい散らかっていたり、誰が来ても大丈夫なぐらいきちんと整理されているお部屋もありました。

今日はその中でも、単身高齢者の男性のお部屋の残置物処分のリアルに触れてみます。
単身高齢者の男性の場合、仕事を定年され、徐々に親交のあった職場の同僚であったり、知人との関わりも無くなるんだなぁ~と現場を見て感じていました。まぁ、よく記事などにも取り上げられていますよね。

そして、男性あるあるなんでしょうか?わりと限界まで誰にも頼らない方が多いんですよね。私共と契約しているのも関わらず、連絡してこない方はいます。出来るところまでは、自分でやりたい!人に迷惑をかけたくない!など思いは人それぞれ。

緊急で連絡が入り、私が駆け付けた時には時すでに遅し。。
緊急搬送で入院などになれば、その後のフォローが出来ますが
お亡くなりになられていることもよくありました。

何か出来たのではないかと胸がもやもやというか。辛いですね。

お部屋の中は、荷物とゴミでいっぱい。
なんでこもなる前に声をかけてくれないんだろう。。
でも、実際のところは亡くなられた方に聞くしかわかりません。
部屋が汚れているから声をかけたくない、弱っている自分を見せたくない、
心配をかけたくない、または、死後事務契約をしているから安心なのか。
色々考えましたが、答えが出るはずもないですよね。。

片付けをしていると、その人がどのように生活をしていたのかがわかります。炊事・洗濯もままならなくり、買い物もだんだんいけなくなったんだとか。。室内でも移動も厳しくなり、4リットルの焼酎ペットボトルに用を足されていたりと。。本当に胸が痛くなります。
大切にされていたんだとわかる家族写真とか。

この10年間たくさんの人を見送ってきましたが、本当に人それぞれ価値観は違いますし、何が正解で何が間違いでとかないんだろうなぁ~とつくづく思います。

でも、何か出来たかもしれないと思ってしまいます。

と、久しぶり過ぎて纏まりがなくてすみません。。
最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/


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