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効果的な情報設計を行うためのなりきり手法3つ

こんにちは、ajikeでUI/UXデザイナーをしているすえです。

UIの世界に入った新人のディレクター・デザイナーの方がつまづきやすい「情報設計」。今回はその情報設計について、UIデザイナーとしての経験に基づくおすすめの手法についてまとめました!

”情報設計”とは?

”情報設計”とは、デザインをする際に行う「情報を整える作業」のことです。
具体的に言うと、UIや紙のデザインをする際に、そこに載せる情報やナビゲーションを「どのような優先順位・配置で構成するとわかりやすいのか?」を考えながら情報の大きさや見せる順番などを整理し、設計図を作る作業のことを指します。

情報設計はデザインにおいてとても重要な工程です。
ユーザーが迷うことなくサービスを利用するためには、しっかりと考え込まれた情報設計が必須になります。情報設計が疎かだと、ユーザーが不便さを感じて二度とサービスを利用しない可能性があります。
そしてそれだけではなく、クライアントがサービスで実現したかった目的も達成できないかもしれません。ユーザーに使ってもらえてクライアントの目的を実現するためにも、情報設計は力を入れて慎重に行うべき工程でもあります。

情報設計時におすすめ!なりきり手法3つ

そんな重要な工程である“情報設計”を成功させるためには、次の3つの人物になりきりきって作業を行う「なりきり手法」がおすすめです。

情報設計イラスト

1. 業界ついて専門家になるつもりで情報収集する
デザインする業界の情報について理解するために、クライアントにヒアリングをしていきます。ヒアリングの情報を元に疑問点や気になる点が出てきたら、自分で調べたりクライアントへ質問して情報を補完していきます。調べる際は、業界についてキーワードで検索する他、関連する本を読んだりします。
そうして自分がその業界の専門家になるつもりで、できる限り多くの情報を集めて業界についての理解を深めていきます。

2. クライアントの気持ちになりきって集めた情報を整理する
クライアントが何をしたいのか?そのサービスのゴールは何か?を理解し、その考えを元に情報を整理していきます。そしてそのゴールを達成するために、ユーザーをどのように導くべきかシミュレーションを行いながら設計図を作ります。
設計図としてできるものには、サイトマップや画面遷移図・ワイヤーフレーム(=WF)などがあります。

3. ユーザーになりきってWFや画面遷移図を厳しくチェックし、ブラッシュアップしていく
2の工程で作成した設計図(WFや画面遷移図など)をユーザー目線で見て、「何が言いたいのかよくわからない」「この後どうしたらいいのかわからない」など、疑問や不安を感じる箇所を見つけます。
そして、それらをどうしたら「わかる」状態になるのかを考え、設計図を調整・修正し、ブラッシュアップしていきます。
説明の順番がいけないのか?情報の優先順位がいけないのか?メリハリが弱く認識しにくいのか?色んな点から、改善方法を考えていきます。
この作業は部屋の掃除に似ています。汚れ(わかりにくい箇所)を発見して掃除(ブラッシュアップ)していくイメージです。
洗練された設計図にするためには、クレーマーになった気分でこの作業を繰り返し行うことがおすすめです。

最後に

情報設計はデザインにおいてとても複雑で、重要な工程です。
今回ご紹介した内容は、私の経験に基づく考え方になりますのであくまでも参考程度になればと思います。情報設計を始めたばかりでどう考えたらいいかわからない、という方にはぜひ一度真似てみてもらえると嬉しいです。
そして、自分なりのやり方を見つけるヒントになれば幸いです。

以上で今回の記事を終わります。
少しでも楽しんでいただけたら、そして何かのヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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