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余計なひとことで、カチンとくる

5/8は父の十三回忌だったので、墓参帰りに写経をしようと都内の某寺に寄った。
午後2時20分。
社務所で「あの、不動経の写経をしたいのですが」と声かけをし会員証(スタンプカード)を差し出したところ、スタッフの女性ふたりが、えっ?という顔をし、しばしの沈黙が流れた。

何だろう、この空気。もしや不都合でもあるのだろうか。
堂内改築中とか、イベント中とか、そういう事情でもあるのだろうか。

「あっ、無理なら結構です」と引く構えを見せたところ、若いほうの女性が「今日はもう受付は終了したんですよ」という。わかりました、じゃあ…と立ち去ろうとしたところ、年かさの女性が「受付は2時で終了なんですよ」と言い添え、会員証に「午後2時まで」と書いてあるのをちらと眺めつつ「会員証を渡すときに、説明はしてあると思うんですけどね」
と言いながら「半」の字をマジックで消したので、カチン!ときた。

左のマジックが、5/8にスタッフに書かれたもの

受付が終わったことに疑義を感じているわけでも、無理難題を吹っかけているわけでも、説明を求めているわけでもない。なのに、反射的に保身のための言い訳をするところが癇に障った。
そもそも受付時間を確認せず、ふらっと立ち寄っただけなのだから。

「今日はもう終わりです」
「わかりました」
それだけで済む話ではないか。

他の対応にも疑問が残る。
いつ受付終了時刻が「午後2時半」から「午後2時」に変更になったのかは知らないが、その時点ですべての会員証を訂正すべきだ。マジックで2本線を引くくらい、1~2秒でできる。仮に300枚ほど手直ししても、大した手間ではないだろう(一日に会員証を求める人間は、そう多くないと思うが)。
その作業もせずに「説明したんだから、聞いていないほうが悪い」といわんばかりの態度は、一体何なのだ?

イベント運営経験者として思うが、あり得ない。誤った資料を渡したら、確実に混乱は起きる。しかもこれは業務ではない。相手は(誤解や勘違いの多い)高齢者世代だ。この程度の軽微な修正なら、渡す前に行わねばならない。

・・・正直、こちらの女性スタッフにカチンとくるのはこれで3回目(ちなみに全部違う人)。不動堂内の仏像や雰囲気は好きなのだが、スタッフとの相性が悪すぎて、時々参拝するのが嫌になる。
他と比べて、妙に高圧的な人が目立つのだ。もちろん、丁寧で感じの良い人も多いけれども。

個人情報の扱いもいろいろ難点があるし…ちょっと距離を置くか。

その会社の商品の相性が良くても、販売員の態度で「二度と買わない」と感じてしまう人は結構いるはず。私もこちらのお不動様は好きなのだが…。

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