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キャリアコーチング、有料転職相談サービスってどうなの?にお答えします。

こんにちは。アクシス代表の末永です。

東京渋谷でアクシスという20代・30代を中心とした若手ビジネスパーソン向けのキャリア支援事業を複数提供しています。
yahooニュース東洋経済新R25などのメディアへの寄稿や、書籍「キャリアロジック」「成功する転職面接」を出版する等、転職やキャリアについて情報発信もしていますので宜しければ読んでみてください。

弊社は、2020年2月から有料の転職相談、キャリアコーリングサービス「マジキャリ」をリリースし(日経新聞本誌にも掲載いただきました。)、多くのビジネスパーソンに対してサービス提供しています。

昔から存在しているサービスではあるのですが、ここ最近、事業者の数も増え、同時にユーザーの認知や興味も高まってきていると感じます。

そこで、今回改めて有料転職相談サービス、キャリアコーチングサービスについて、ぶっちゃけどうなの?という疑問についてお答えしてみたいと思います。

有料転職相談・キャリアコーチングについては、「すべらない転職エージェント」のyoutubeチャンネルでも動画にしてお話していますので、宜しければそちらもご覧ください。

キャリアコーチング、有料転職相談サービスってどういった事をしてくれるの?

最近、有料の転職相談サービスやキャリアコーチングサービスが増えてきているのをご存知でしょうか?

簡単に言うと、個人がお金を支払って、キャリアアドバイザーやコーチと対面やオンラインで1on1面談を通して、転職サポートや自己分析などのキャリア支援を得られるサービスです。

1回スポットで数千〜数万円から、高いものですと、2~3ヶ月で30万〜50万円など高額のサービスも増えてきています。

実際にこうした有料転職相談サービスを使ったことのある人は少数だと思います。

そこで、今回は、有料転職相談サービスについて、実際に転職エージェントでもあり、自社でもマジキャリと言う有料転職相談サービスを提供している僕が、ぶっちゃけで有料キャリアコーチング、転職相談サービスについて解説してみたいと思います。

どういう人のためのサービスなの?

まず、誰のためのサービスなのか?をお伝えしておきます。こういった人じゃないといけないというわけではないですが、メインの対象ユーザーとしては、以下のような方々でしょうか。

・主に20代を中心に、キャリアに対して、このままで良いのか?今後自分はどういうキャリアを歩めるのか不安と漠然と悩んでいる方
・転職エージェントに登録しても相談にのってもらえずに途方に暮れている方
・求人サイトや転職エージェントの紹介される求人が膨大過ぎて絞り込めない方
・転職をしたいけれど、そもそも自分が何が向いているのか?何をしたいのかもわからなない方
・転職で失敗・ミスマッチを起こしたくない方
・将来に対して、戦略的にキャリアプランを持ちたい方

有料転職相談サービスを利用するメリット

ではそういった方にとって、サービスを使う事でどんなメリットがあるのでしょうか。

・キャリアのプロに相手を疑う事なく、安心して相談ができる
・自己分析のワークとセッションを実施する事で言語化・整理でき、スッキリする
・自分にマッチした求人の選び方や絞り込み方がわかる
・転職エージェントにゴリ押しされても、プロのセカンドオピニオンに相談する事で、安心して転職活動をハンドリングしていける
・面接対策をしてもらう事で、選考通過率や内定率を高められる
・思考の整理や答え合わせになる⇒プロのお墨付きを得る事で、自信を持って意思決定や行動を進めていけるようになる

1つめのキャリアのプロに相手を疑う事なく、安心して相談ができるというメリットについてはわかりにくいので解説しておきます。

これまで多くの転職者がキャリアや転職について相談する相手で最もメジャーなのは、おそらく転職エージェントサービスだと思います。弊社でも転職エージェントサービスも提供しています。

しかし、残念ながら、転職者にとって転職エージェントサービスそのものに対して、不信感が高まっている現状があります。

その大きな要因として、エージェントは、自分たちが取り扱っている求人紹介をする事で企業側から売上を得て稼いでいるので、どうしても本当に自分のキャリアを考えた転職先をオススメしてくれているのが疑心暗鬼になりがちです。

そこで、個人側がお金を負担する事で、本当の意味で自分のためにアドバイスしてもらえているのだと安心して相談できるというわけです。

有料転職相談サービスを利用するデメリット

逆に、サービスを使う上でのデメリットはどうでしょうか。

・個人でお金を負担する必要がある
・セッションの期間が1ヶ月、2ヶ月でその範囲でセッションのスケジュールを合わせて調整する必要がある
・トレーナーの質や相性は一定はある(エージェントと同じく)
・学んだり、方向性を整理した形で、自分自身がその通り行動しなければ、効果・意味がない
・他力本願でもうまくいかない

いかに良いサービスであったとしても、やはり個人がお金を負担するというのは大きいかもしれません。これまでキャリア相談にお金を支払う文化や慣習があまりなかった点もあると思います。

キャリアコーチングサービスのタイプや特徴は?

個人課金型のキャリアコーチング関連のサービスは増えていますが、いくつかの分野があると思います。

そちらについて解説していきます。

①ライザップや英会話スクールのようなパーソナルトレーニングサービス型こちらは弊社マジキャリもそうなのですが、筋トレのパーソナルトレーニングジムのように、1~2ヶ月という期間で一定セッションを実施し、そのプログラム期間に対してお金を支払うというモデルです。

サービス期間やセッション回数によりますが、大体2ヶ月・8回程のセッション+個別チャット相談で30~45万円程の金額が多い印象です。

②スポット型 
こちらは、30分や60分間の面談・セッション1回あたり5,000円〜3万円など回〜時間単位でお金を支払うモデルです。

1度の面談スポットの相談となるため、その時間範囲のQ&Aやテーマに対するティーチングに偏っている場合が大きいと思います。

相談やコーチングというよりは、具体的に知りたい情報や質問内容が明確であれば、有効かもしれません。

③スクール・塾型
期間契約である点は、①と同じですが、1on1ではなく、複数名のクラスで講師と受講者10名〜30名などの講義やグループワーク形式のモデルです。

いわゆるスクールや塾のような形式ですね。

こちらは、個別の相談や質問は難しいかもしれませんが、気づきを得るためのワークショップだったり、キャリアに関する概論を学ぶような形式が中心になるかと思います。

キャリアコーチング、有料転職相談サービスは、どうやって選べば良いの?

これらの選択肢があるのですが、結局は、自分が何に課題を感じているのか?というところと手段のマッチングと思います。

また、担当するコーチやトレーナーとの相性もどうしてもあると思います。

キャリアコーチング、有料転職相談サービスって実際のところ意味あるの?お金払ってまで使う必要ってある?

結論どんなサービスでも一緒ですが、人によります。

占いとか、ビジネス本とかでも聞いて満足。という人が多いのが現実で、それを活かして実践・行動に転換していかなければ、面談自体の満足度は高かったとしても本当の効果は回収できません。

もちろん、行動する気持ちを促進する事も、こういった相談サービスの1つの価値ではあるとは思いますが、最終的には、そこの実践や継続が大事である点は知っておいた方が、過剰な期待をして損をした!とはならないのではないでしょうか。

ですので、自分の中でこういった有料相談サービスを使う目的意識は明確にした上で、利用する事をオススメします。

マジキャリの特徴は?他のキャリアコーチングサービスと何が違うの?

ここからは、ちょっと宣伝っぽくなっちゃうのですが、弊社アクシスが提供する「マジキャリ」についてお話させてください。

マジキャリは、先程説明した有料転職相談サービスの中でも、①になります。

専属のコーチが担当し、1~2ヶ月間で、4回〜8回のセッションを実施、毎回宿題ワークを出させてもらいまして、その間もチャットでの質問・相談フォローを実施します。

1ヶ月間のみはキャリアデザインコース、2ヶ月間は自己実現コースになります。

前者は、自己分析を徹底的に行う事で、自分の強みや適性や志向を具体化し、キャリアとしての方向性を言語化していきます。

後者については、言語化した方向性を実際に習慣化したり、転職先の選定や内定を得るための選考対策、意思決定支援までをサポートしていきます。

なんでマジキャリを立ち上げたの?

「なぜ転職エージェントをやっているアクシスが、マジキャリをスタートしたの?」とよく聞かれるのですが、正直、エージェント事業の方がビジネスとしては利益率が高く、儲かります。

一経営者としては、そこに選択と集中するのも一つです。

しかし、弊社アクシスのミッションは「ヒトとITのチカラを活用して働くすべての人を幸せにする」です。

そのミッションの追求する事を考えると、転職エージェント事業の売上を伸ばす事よりも、より多くの転職者や働く人を幸せにする事の方が重要です。

アクシスの転職エージェント事業を追求する中での葛藤

以下のnoteの記事にも詳細は書いているので、宜しければご一読いただければ嬉しいのですが、実は、うちの転職エージェントサービスは、創業以来、個人を起点としてサービス提供してきています。

そこにプライドを持ってやってきた事に、一切の嘘はありません。

ですので、他のエージェントサービスとは異なり、企業よりも個人を向いてキャリア支援をするというスタンスは一貫して変わっていません。

しかし、とは言えビジネスである事は事実であり、あくまで転職エージェントのビジネスモデルは、転職者の方に求人紹介を行い、紹介先の求人企業に入社した場合のみお金を企業からいただくモデルです。

そうすると、うちが取り扱いのある業界・職種の求人群に入社する事で、幸せになれる方しか最初からサポートできない構造があるのです。

エージェント事業は、創業以来、「自立型人材のキャリア育成」を提唱して、会社に依存せず自立したキャリアを形成した20代の方に特化して、サポートしてきました。

その方々にとって自立につなげていけるキャリア・経験を積める業界・職種に特化して求人企業様とお取引させていただいてきています。

逆に言うと、あまり直接的に、自立に繋がっていける業界・職種ではない求人はあえて取り扱わないできました。

そこで、自立を志向する20代以外の方から転職相談をいただいても、転職エージェントサービスとしては、ミスマッチになってしまい、サポートが難しいというケースが多くありました。

また、これまで転職エージェントサービスにお問い合わせいただく方々で、
大手転職エージェントを利用してA社の面接が控えているのですが、面接対策を御願いしたいという相談・依頼が多数ありましたが、こちらもお断りせざるを得ない状況がありました。

僕としては、決して自立を目指すキャリア志向の方だけが偉いと思っているわけではなく、自立を志向せずに良い会社で安定的に仕事をしたいと考えている方に対しても、何かしらのキャリアサポートができないか、幸せにできないかを創業から9年間ずっと模索してきました。

そうであれば、シンプルに個人の方に費用をご負担いただいて、求人紹介で企業からお金をもらわずに、サポートすれば、より広い対象の個人の方をサポートできるのでは?と考えるに至ったのです。

最後に

かなり長文となってしまいました。

マジキャリのリンクを掲載していますので、ご興味がある方は是非お問い合わせいただき、まずは、初回の無料セッションを体験してみてください。



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