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DX化する時代に学ぶビジネスモデルの未来

3/11に電通から発表されました『日本の広告費 2019』

昨年ついにインターネット広告がテレビメディアを抜いたというのが話題になりました。

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僕は、毎年この『日本の広告費』を楽しみにしてる一人でして、今回は色んな事を考えさせられたのでいくつかの考察を書いておこうと考えております。

これに先立ってNewsPicksのThe Updateという番組に出演させて頂きまして、「"TVで観た最後のオリンピックだった"といずれ言われる気がします」と発言して、軽い物議を醸してしまいました。(ご迷惑をおかけした方いらっしゃったらスミマセン🙇‍♂️)

でも、ちなみに僕自身はだからテレビが終わったとか、総合代理店が終わったとはあまり思わないんです。

何故なら、その中で働いている人は優秀な方が沢山いるからです。

今危機に立たされているのは、電波を活用した「放送」を中心としたビジネスのエコシステムであって、そのエコシステムをまた組み替えていく事で放送局も総合代理店も別の道筋が見えてくる気がしているのです。

そんな中で、エコシステムを一から作ったBtoBのSaaSで素晴らしいなと思っている企業の一つがHubSpotです。

HubSpotは、コンテンツマーケティングという新しいビジネスモデルによって、PR業界という古い産業をDX化していった企業の一つと言えます。

このHubSpotがSaaS企業として、どのようにエコシステムを作っていったのか?を知ることで、今後確実にDX化が予想されるメディアビジネスをはじめとする様々な業界において、これから何をしていくべきなのか?のヒントが見えてくるかもしれないと思い、少しまとめてみたいと思います。


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