あえて価値基準を他人に置いてきたが、このタイミングで自分の中に戻す

ある動画で、

もやもやした気持ちがあると、なんとかしたい、ハッキリさせたいという気持ちになる。でも、答えが出なさそう...

と参加者が質問をすると、話し手の一人の方が

非言語に目を向け続けると、もやもやを味わっていると、適切なタイミングで自然と答えが出ますよ。だから、答えをすぐに出さなくても目を向け続けるだけで大丈夫。

と、答えた。

私は日本に帰国してから、もやもやした気持ちをずっと抱いていた。何にもやもやしているかも、よく分からず。

そんな時にこの会話のやりとりを聞いていると、ハッと気づいた。

私はこの2年半ほどんど海外で過ごしてきた。税金を使って海外で活動させてもらっている以上、何か形に残るものを残さないと。と常に自分にプレッシャーをかけながら生活してきた。

何故そんなにプレッシャーをかけてきたかというと、帰国した時に何もできなかったと言うと、友達や先輩に「なんのためにいっててん」と言われ、2年半が無駄な時間だったかのように思われる事をものすごく怖がったから。

人に認められるために、頑張らなければという行動原理。税金で活動させてもらっている時は必要な考え方だけど、帰国後はなくてもいいと思う。

何故なら他人による相対的評価では、私の心は豊かになりにくいから。

豊かさは自分で決める


帰国して新型コロナウイルスで苦しんでいる人の為に、自分にできることを探して実行し成果を残さないと。と考えていた。直前まで海外で活動していた時と同じように。

でも、別に成果を残せなくてもいいやん。ステイホームをしている以上感染を広げないという貢献できてるし。

元々、学生時代の時は価値基準を自分の中に置いてきた人間だった。だけど、この2年半で価値基準を他人に置く環境だったので、価値基準の置き方が変化していた事に気付けた。

話し手「自分は自分に対して共感することをあきらめない。 自分はそういう価値観を大事にしている。自分の世界を愛したい。」

帰国して公人(公職にある人。公務員・議員など。また、社会的な立場にある場合の個人)ではなくなった今、価値基準を自分の中に戻して再出発。

青年海外協力隊は価値基準を移すという点でも良い経験になった。(青年海外協力隊で良かったその他の点)

最後まで読んでもらえて嬉しいです