個人事業主日記 2023年12月1日
年の瀬の、今くらいが好きだ。何かを始めようという気に、すごくなるから。
11月から12月の頭くらいにかけて、雪が降ったり積もったり融けたりして、クリスマスムードが盛り上がる中で、年末年始の予定などを調整したりなどしつつ、何かを始めたくなっている。
一年をいちばん振り返ることになるのは2月と以前書いた。確定申告だったり、アワードの応募準備があるからなのだが、やはり2月は既に新しい年はスタートを切った後、新しい年の渦中にいて、だからそこから何かを始めようという気持ちにはなりにくい。気合いは入るけど。
一方、やっぱり年の瀬っていうのは、一年を振り返りつつも、目の前に真新しい年が見えているので、何かを始めたくなるのかも。
ことし一年を振り返る。ざっくり数字的な部分、自分の売上や利益としての数字。それもあるけれど、どちらかというと仕事の中身、質的な部分に思いが至る。
お手伝いした仕事が結果としてどれだけのことになったか。そのコピーはワークしたのか。その言葉は貢献できたのか。
もしもワークや貢献が足りなかったのだとしたら、それはお渡しした言葉のクオリティの問題なのか。それともプロセスの問題なのか。たぶんどっちもあるし、どっちも向上させていかねばならない。
もっと踏み込んで関わる。もう少しだけお節介になる。そんなこれからになっていきそうな気がしている。
ほかにもいろいろ考える。(1)やりたいと思っていて、できたこと。(2)やりたいと思っていたのに、できなかったこと。(3)やりたいと思ってもいなかったのに、できたこと。などなど、ランニングとかしながらぼんやりと頭の中を整理していくうちに、(4)やりたくなってきちゃったこと。
特に(3)みたいな縁を大切に、(4)を粛々と始めていきたい。
さて、始めたいことが決まったら年明けを待つ必要はない。始めてしまえばいいのだ。キリの良さなんて関係ない。機が熟すことと暦の区切りは関係ない。ここ数年なんだか特にそんな感じだ。加齢のせいかもしれない。そういえば独立を決意したのも12月だった。
よいお年を迎えるための12月にしたいものですね。よろしくどうぞ。
【おしごと】
男山 好都合2023
昨年ネーミング、商品コンセプトなどをお手伝いした日本酒が今年も11/24に発売となりました。旭川の酒蔵・男山さんによる、お値打ち価格のお酒。今年は純米酒・普通酒・スパークリングの3種類です。
発売日の北海道新聞広告では、ラベルに入れているコピー「年に一度の、おとくやま。」をキャッチフレーズに。オンラインなら道外からでも買えますのでよろしくどうぞ。カギカッコさんのお仕事です。
札幌未来ベース
「アルキタ」でおなじみ北海道アルバイト情報社(HAJ)さんが運営する新ウェブサイト「札幌未来ベース」がオープン。タグライン「あしたをつくる、ひと、しごと。」ならびにコンセプトのテキストをお手伝いしました。再開発を含めいろいろと変化中の札幌で活躍する人たちにフォーカスした記事が読めます(記事の取材やライティングは担当しておりません)。
HAJはコピーライター転職前に4年勤めた古巣。こうして携われて感慨深いです。よろしくどうぞ。
コンセプトのページ
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