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我思ふ Pt.36

近くにいませんか?

過去の出来事を何年経過しても言い続ける人。

人は一般的な常識と「これは言っちゃだめだろ」っていうのを自分で線引きしながら人付き合いってヤツを構築していくものだと思うんです。

「常識にとらわれていたら…」とか、「常識は非常識」とか「一般的な常識って何?」とかはここでは触れずにおきましょう。

過去の古傷に触れられて嬉しがる人間なんてごく一部だと思います。
その痛みを知らずに、もしくは自分を棚に上げてひたすら人の過去(の失敗やそれに伴う古傷)をほじくり回してまで自分がいかに凄いかをアピールする人間って結構いるんですねぇ…

「俺せーろん言うてるーカコイイ。過去あいつはああだったからせーろんわかんない。馬鹿だ。」

「俺つえーやべー誰も反論しねー。過去あいつああだったから反論できねー。馬鹿だ。」

「誰も言い返せねー。過去あいつはああだったから言い返せねーんだー俺スゲーあいつは馬鹿だ。」

「いわゆるサバサバしてる俺カコイイ。過去あいつはああだったからカコヨクない。俺カコイイあいつ馬鹿。」

えぇと…失礼と口が悪いのを焼酎…いや、承知で言わせてもらいますが、こういう人が一番馬鹿なんじゃないでしょうか?
まぁあのよく言う「馬鹿って言う方が馬鹿」ってやつですよ。

え?キチンと反論すればいいだろって?
えーだってこういう人って反論したらキレる人が多いじゃん(笑)
すぐ興奮するし議論にならないんだもん。

我思ふ。

そしてこういう人の不思議。

過去の出来事や過去の失敗を引き合いに出して人を馬鹿にするって大変恥ずかしい事だと思います。

みんななぜ貴方の過去に触れないのでしょうか?

みんななぜ貴方の失敗を引き合いに出さないのでしょうか?

みんな優しいのです。

みんは触れないであげているだけです。

それに甘んじている貴方、

地獄が待っていますよ?

必ず。

不思議なことですが、こういう人って最終的に自分が馬鹿にしていたり、見下している人間に自分がなっていくんです。

そっくりになっていくんです。

そして今度は自分が言われるんです。
そして今度は自分が馬鹿にされるんです。

そうしてどうしようもない負のサイクルは車輪のように回っていく。

そうして、組織は綻び、破滅する。

前にも触れましたが

「自分がされて嫌なことは人にはしない」

これに尽きます。
たったこれだけです。

なぜこれが出来ないのだろう。

某紛争地域のニュースを見ていて思う春の午後。

お国同士は難しいんだろうが、少人数だったらそんな難しい話ではないと思うんですけどねぇ。

2022年 3月15日

我思ふ



 

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