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技術書典7に参加するに当たって技術書とプログラムを作成したメモ 経緯と売り上げ、あと感想

経緯

学位を取るための論文執筆が死ぬほど辛かった私は執筆の経験が浅いから苦しんだのだと仮説を置いた。

この仮説を検証するために論文よりレベルを落として薄い本を書くことを思い立った。

とりあえず知識を整理してブログにまとめようかと考えていたところに技術書典というイベントの存在を友人から教えられた。

技術書典というイベント

技術書典とは技術書の書き手を増やし、技術書の流通を増やすという目的があるらしい。

技術書というもののジャンルがどういうものか分からなかったので2019年に技術書典の説明会に参加した。

簡単な説明を受け、グループディスカッションの中で、どういう本を出そうとしているのか、自分の分野はなんなのか、という話をするうちに自然言語処理関連のノウハウや知識をまとめることはポジションを取れそうだという感触を得た。

そこから本を書くことを明確に意識し始めた。

技術書というジャンル

実際に技術書典に参加してみて回ったところ、 単純な知識をまとめた本からノウハウ、やってみた系など からドキュメントの日本語訳という感じのものもある。

ここだとアルゴリズムの実装と解説とサンプルプログラムのセットというのはニッチを攻められるんじゃなかろか?と思い立つ。

本のテーマ

word 2 vecという単語の意味を分散表現で得る手法について実装した経験があったから、とりあえずその内容を本にすることにした。

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