![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116027635/rectangle_large_type_2_ab52427eef847a9a8962d3d345373218.jpeg?width=800)
【短編ホラー小説】短夜怪談「本棚の目」
積読消化の為、本棚の一冊を抜いた。
その隙間に人の目があり、自分の目と合ってしまった。
「うわっ」
本を落とす。拾ってまた見るが、もう目は無い。その後も、本を抜く度その目と遭遇した。知らない目。ただ、遭遇するのは積読の本を抜いた時だけ。未読の本がこの家から無くなった時、外でも見たらどうしようかと少し憂えている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
積読消化の為、本棚の一冊を抜いた。
その隙間に人の目があり、自分の目と合ってしまった。
「うわっ」
本を落とす。拾ってまた見るが、もう目は無い。その後も、本を抜く度その目と遭遇した。知らない目。ただ、遭遇するのは積読の本を抜いた時だけ。未読の本がこの家から無くなった時、外でも見たらどうしようかと少し憂えている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?