見出し画像

南極・北極科学館に行って学びになったこと箇条書き


住所:東京都立川市緑町10-3
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:日曜日・月曜日・祝日・第3火曜日
入場料:無料

南極大陸の上には最大4000メートルの氷床が乗っかってる
3000メートル下を掘れるドリルをつかって南極の氷床で保存された70万年前の大気を調べたりしてる
色んな深度の氷床を掘って集めることで70万年前から今までの気温変動や二酸化炭素濃度の変動とかわかる
1週間に160m掘ることができると世界最高水準の高速掘削速度
南極は人の活動や植物が少ないため酸素濃度が高い

無人飛行機技術の進歩で以前よりも観測するのが楽になってきている
国以外に南極、北極両方で色々観測するのは、南極、北極を行き来する赤外線や太陽光放射量などがわかり、周期や平均値などがわかるから??

南極大陸は日本の37倍の面積

南極大陸にはアルゼンチン、ウクライナ、アメリカ、イギリス、ロシア、ノルウェー、インド、南アフリカ、オーストラリア、中国、韓国、フランス、ドイツ、イタリア、ウルグアイ、ブラジル、チリ、ポーランドの基地がある

無人観測は電気を継続して得ることが難しい南極の環境ではなかなか難しかった
南極最低気温は-59度より低い

南極で越冬したネコがいる

しらせ号は1912年南極に上陸して帰国した白瀬矗から取られた
日本の南極観測のルーツはこの白瀬の南極観測から
大隈重信の声かけで募金が集まり白瀬は南極観測できた
第一次南極観測隊は1956年で2022年現在は第64次
第一次観測隊は宗谷号で隊員53人、乗組員77人、カラフト犬22頭、猫1匹、カナリア2羽が乗ってた
第一次観測隊が南極に昭和基地を建てた
そのころには戦後のアメリカとも仲良くやってた
1956から1962年まで犬ゾリが使われた
現在は南極条約で動物は持ち込めなくなってる
雪や氷の上を走ることができる雪上車は南極大陸観測になくてはならないもの
-60度でも耐えられる
1968年大型雪上車で昭和基地から南極点までの往復5200km、5ヶ月の南極大陸横断を実現した
燃費は250m/Lで死ぬほど燃費悪い

砕氷船の歴史
宗谷(1956-62)→ふじ(1965-83)→しらせ(1983-2008)→しらせ(2009-) 現在4代目

南極への航路は
東京→ケープタウン→昭和基地ルートと
東京→フリーマントル(オーストラリア)→昭和基地ルート、
東京→ポートルイス(マダガスカル)→昭和基地ルートなどがある

日本が南極観測で担当することになった箇所は南極大陸に接岸するまでの海氷や氷床が多く、上陸がめちゃ難しいところで他の欧米諸国が担当してる場所と比べて無謀な箇所だった
宗谷、ふじは南極大陸に接岸できる回数が半分くらいの確率だったが、しらせは9割成功してる
南極観測船は砕氷するため船頭から水が大量に出せるようになってる

ふじ、旧しらせ→日本鋼管株式会社製
新しらせ→ユニバーサル造船株式会社製

昭和基地は南極でもオーロラが最もみえる基地

南極観測隊は夏に交代する?
1年分くらいの燃料を毎年日本から届けてる??
氷を砕いて昭和基地についても次行くころにはまた氷できちゃう
今の昭和基地の居住棟は床暖房でインターネット配線あり スマホは使えない??
トレーニングエリア、野菜育成室、ビリヤード、ダーツ、居酒屋バーとか色々ある
医療スタッフ2名、料理スタッフ2名、隊員31名
電力作ったり、通信交信だったりも基地でオペレーションしてる、さながらミニ国家

南極は隕石見つかりやすい

南極海には世界のアザラシの60%が生息してる
1番南にいる哺乳類はアザラシ
最高1時間くらい潜水できる
アザラシやペンギンにカメラをつけることで南極についてより深く観測することができる

ノルウェーのスバルバル諸島ニーオルスンには各国の北極基地がある 北極の方には整備されたコンクリの道路がある
スバルバル諸島は北極点に近い島々
北極に大陸はない
北極の方が圧倒的に多く動物が生息してる

南極海は広すぎるが、北極は他の島と比較的距離が離れてない
したがって南極で植物はあまり見つからないが北極では割とある
地球温暖化で北極の商業チャンスがくるかも


全体的に南極の方が展示物が多かった
観測器やオーロラの説明など理解するのが難しい部分があって、理系人材への尊敬がまた増した

滞在時間:2時間くらいいた

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?