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ご近所のクレイジークレーマーと闘った話④

〜前回のあらすじ〜
まさかのご本人登場、おうちは刑務所なみの塀の高さ!
淡々と説明するもまた来そうな予感―?!

しかし管理会社から電話があってわずか数日、突然会いたいなんて夜更けに何があったのと岡本真夜状態である。
もしかして管理会社、私に言うだけ言って相手に何も伝えていないのでは?

クレイジークレーマーもクレーマーで、「自分で部屋を間違えてましたと管理会社に電話する」と言っていたが、本当にするか分からないので、翌日、管理会社へ向かった。

そもそも犬、おりませんよと管理会社へ言いに行ってから丸1日経ったが、
「相手にうちじゃないと連絡しましたよ」とか、「相手はこう言ってますよ」
とか、報告の連絡がなかったのである。

①犬がうるさいと報告を受ける
②マナミ家に連絡が来る
③マナミ、管理会社へ行って話を聞く
④管理会社からクレーマーに連絡する
⑤連絡して反応がどうだったかマナミに報告する

というのが通常の流れではなかろうかと思うのだが、⑤がなかったため、そもそも④をしていないと推測。

していなかったために、無駄に凸られたのだろう。

クレーマーは20Bの方とは直接顔を合わせてないから、あそこまで思い込みの激しい不法侵入おばさんだったら、今度は20Bの人がいる時に突然ドンドンし始めるかも。

そう思うといても立ってもいられなくなり、管理会社にアポ取って乗り込むことにした。
20Bさんはおれが守る!

Aさん「あっ、マナミさん…あれから進展があったとか」
私「そうなんですが、あれからクレーマーさんに連絡されました?」
Aさん「あ、いえー…、どうせイチャモンだろうから放っておこうかと」
私「向こうから連絡もなしですか」
Aさん「受けてないですね」

ほれやっぱり!
お互い連絡してないやんけ!!

私「あれからクレーマーさん直接うちに来られましたよ」
Aさん「えっ!」
私「隣の隣に住む、Tさんという方でした」

えっではない。
なんも連絡してないとか、むしろコッチがえっである。

私「それだったら、最初から私に犬飼ってるかなんて連絡すら必要なかったんじゃないですか?きちんとクレーマーさんに犬はいないと報告してもらったら、夜にいきなり建物を叩かれるなんて怖い思いをしなくて済んだかもしれません。お隣さんもたまたまいなかったけど、いたら相当怖かったと思いますよ。
知らない人がいきなり自分ちのドア思いっきり叩いてるの」

Aさん「それは…私も中途半端な状態で連絡して、伝え方が申し訳なかったと思います…モゴモゴ」

だめだこりゃ〜。

とりあえず夜にあったことを説明。

私「また来るかもしれないので、お隣の方と、大家さんに連絡して欲しいのですが」
Aさん「いや〜、しかし…全然関係ないのに、お隣さんもそんなこと言われても、不安を煽るだけだろうし…」

いや、全然関係ないの私の方だからね。

そもそもお隣さんが犬飼ってるかどうか、真相はお隣さんしか知らないので、こういう事があった以上、お隣さんに直接真偽を確認するのが最もな選択だと思うのは私だけだろうか。

私は、なんとなくお隣に犬の気配はしないと"思う"としか言えないのが真実である。
その上でお隣さんを庇って、クレーマーさんに違うと"思い"ますよ、と伝えただけだ。

まあお隣さんには私から直接伝えてもいい。

とにかくAさんはだめだ、本質のところで話ができない。
何を言っても伝わらないだろう。

Aさん「また来たら、警察に連絡してください」
私「そうですか〜、分かりました。
ところで敷地内の木に毛虫が居るので、駆除するように大家さんに連絡していただけませんか」

Aさん「分かりました、電話しておきます」

大家さんは、電灯の交換や階段の洗浄、草むしりなどご自身でされる。
だいたい夫婦で来られる。
管理費を払っているので、こちらとしてもお願いしやすいし、とにかく気さくな方である。
できれば大家さんと直接話した方がいいと思った。

果たして、大家さんはいつ来るのか。

次回、最終回になってほしい。

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