【備忘録】読んだ本④『新世界』
『新世界』
著者:西野亮廣 氏
本書は前作『革命のファンファーレ』を踏襲しつつ、西野氏や周囲の人が実践したクラウドファンディングやオンラインサロンについて包み隠さず語られています。
■クラウドファンディングについて
クラウドファンディングって?
「クラウドファンディング」というのは、インターネット上で自分の企画を発表して、その企画に賛同してくださった方から少しずつ支援を募る仕組み。
クラウドファンディングを行うまでの手順
①信用を稼ぐ
②信用を貯める
③『信用換金装置』発動(クラウドファンディング)
④信用がお金に
※単にお金のなる木ではないとのことから、信用の稼ぎ方は色々試行錯誤が必要かと思います。本書ではホームレス小谷さんが日給50円で草むしりやヌードモデルや新作iPhoneの列に並んだりして信用を稼いだ話を紹介しています。
■オンラインサロンについて
オンラインサロンって?
●ファンクラブに近いもの
●「サービスの流れ」や「お金の流れ」が一方通行とは限らない
●オンラインサロンも信用換金装置
サロンオーナーに必要な条件
●信用が必要
●成果物を作れる生産能力
オンラインサロン運営のコツ
●男女比を気にしてみる(西野氏のところは男性65%・女性35%で結構イイとのこと)
●プラットフォームは最初のうちに既存のものでいくか、自前でいくか決める。途中でプラットフォーム変えるとメンバーが一旦リセットされてしまう(既存のものは手数料固定なので、会員が増えれば増えるほど手数料取られる。自前は最初が大変だが後々プラスに)
●メンバーにはどんどん企画に参画してもらって、達成感や苦労を味わってもらう
●失敗も売る
■読了後の感想
備忘録ということで残しておきたいところをサクッと書いてみました。前作で受けた衝撃が大きかったので、正直なところ前作の方が面白かったですが、クリエイターの最前線をゆく西野氏から学べるものは多かったです。
noteのサークルはオンラインサロンみたいなものと認識していますがどうなんでしょう…自分も何かやってみたいなとは思いますがまだ漠然としていてなかなか落とし込めずにいます。
その方面ではこれからもお世話になる一冊になりました。
それから本書においても西野氏の発想力には脱帽でした。嫉妬しちゃうレベルですね(笑)やはり柔軟な考え方って大事なんだと思いました。
クリエイターを目指す方や、起業家、何か企画してみたい人などにとっては有益な本になることと思います。
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