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わたしの中の神様が消えた。【うつ病大学生の日記】

タイトルを見て、スピリチュアルな話かなと思われた方、この記事は、スピリチュアルとも宗教とも全く関係のない話です。

小さい頃、私は神様を信じていた。毎日寝る前に神様に祈った。

「今日も一日、守ってくださってありがとうございました。明日もどうか、災害が起きることもなく、平和に生きられますように。」

死ぬのが怖かった。とっても。

いつの間にか、その習慣は消え、私の中の神様はどこかへ消えた。

それほどまでに死を恐れていたのに…。どうしてこれほどまでに死にたくなるのか自分でもわからない。

生きるのって、どうしてこんなにも難しいのだろう。

私はただ、「死にたい」なんて思わず、気分の波にも悩まされなくて、精神科とは無縁な生活を送りたい。

「精神科と無縁な生活は、送ろうとすれば送れるではないか。だって、精神科にいかなければいいだけの話なのだから。」と思われるかもしれない。私もそう思ってた。だから何回も、通院を勝手にやめたし、自己判断での断薬もしようとした。でも、無駄だった。通院をやめて分かるのは、自分には精神科での治療が必要だということ。断薬して分かるのは、意味がないようで、薬は私の生活を助けていたのだということ。

バイトして、復学して、たくさん学んで、大好きなことを思いっきりしたい。

私は周りがうらやむようなものを持っているらしい。主治医にも心理士さんにも言われた。

そんなことない。私は何も持っていない。

何も持っていないから、何かを得ようとして、ボロボロになりながら生きる方法しかわからない。

それが良くないことなんてわかっている。同じことを繰り返そうとしていることもわかっている。

でも、わからない。傷つく生き方しか知らない。

周りがうらやむようなものを私は持っているのかもしれない。でも、そんなものを手にしていても、こころは全く満たされない。

よく、「無理をしないでね」という言葉を聞く。私自身も、たくさんの人に言ってきた。でもね、無理をしないと生きられない人だっているんだ。

私の中の消えた神様が、帰ってくる日は来るのだろうか。

死を恐れる日が、死ぬのが怖いと思う日が、私にもまた、来るのだろうか。

そんなことを考えた。

心をぽかぽかさせるために使わせていただきます☺️