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世代間連鎖を楽しくぶった斬る!*家族のメルマガ配信始めます

世代間連鎖

何だかやな言葉である。

授業でジェノグラムを書いた。家系図的なやつである。家系の中に同じようなパターンはないか見出したりする。何だかみんな若くして亡くなってるねぇ、だから、この子はこの頃の年齢になると死の不安を感じるんだねぇ、とか。そういう見方もできる。

私も書いてみた。似たパターンは、ない。が、母方のジェノグラムがやたらフクザツである。言葉を選ばずに言えば、そういえば、母は病んでいる。病んだ母に育てられた私たち姉妹の闇も、深い。

自分のことならなんとかなるのである。私は意識的に自分の闇と対峙するためにカウンセリングに5年通ったわけだし、結果的にはリコンしちゃったわけだ。詳しくは過去記事を見てね。(過去記事の挿入の仕方がわからん汗)母と娘の問題は、かなり、闇が深い。でも、今はお気楽学生なので、だいぶ病みも健全なココロで覆われつつある。

だが、しかし。

次の世代である我が家のチーム平成生まれたちが、この闇を引きずっていないか、というのは心配だ。特に3世代同居の姉のとこの甥っ子や姪っ子が、この闇に呑み込まれてはいかん!と思う。私の世代間連鎖ぶった斬るぜ、の意志は相当に固い。しかし、どうするか。おどろおどろしく対峙する方法はある。どっかでそれをやらねば、という気がずっとしていた。

しかし、もう相当なばあさんになっている母に、今更「あんたの子育ては虐待だったんだよ!うちらみんな病んでるじゃねーか!!」と詰め寄ったところで「ごめんね。」なんてドラマのような展開にはならんだろう。もはや、高齢な母には気の毒な方法のように感じる。私は私で、もう結構気ままにやってるしね。それにそんな素敵な子育てが自分もできてるとは思えない。

かといって、このまま、ほんのりとしたわだかまりや、どっかで「母のせいなんだよね」的な思考を抱えたまま、万が一母と死別したら、解決されないわだかまりを一生抱えていくことになるし、そうだ、本題の”世代間連鎖”をぶった斬ることはできない。

そこで、一計を案じた。それが

家族メルマガ配信!

という方法だ。おどろおどろしく対峙せずに、世代間連鎖をぶった斬るために、家族の歴史を物語にしてメルマガ配信することにしたのだ。

母が病んでいるのは、その原家族が相当に病んでいたことに原因がありそうだ。でも、母はそんなわだかまりを解消することなく父母(私から見ると祖父と祖母)と死に別れて、今もそこから目を背けたまま、孫に対してその闇をぶつけている。まだ主観的な不幸な家族のトラウマから抜け出せていない。しかも、そのことに無自覚だ。だから、無自覚に毒を撒く。

その無自覚を自覚させるために、母にまつわる人生を客観的な物語として語り直すことにした。ナラティブセラピーというやり方があるが、それに近いかもしれない。でも、母は治療動機がない。だから、私が聞き取りをして、それを物語におこす。そしてその内容を今は離れて暮らす家族たちにメルマガとして配信することにした。一気に書くのは難しくて重い作業だし、あんまり暗い物語を書いたところで”語り直し”にはならないかなと思った。だからメルマガでシリーズ配信しながら、明るい要素も入れつつ、みんなでシェアできるようにしてみた。

これが、これからどう作用するか。今はわからない。楽しく世代間連鎖をぶった斬る!の一つの方法として、心理系学生として実験してみる。もしほんのりステキな変化が現れたら、ここで報告します⭐︎

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