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デニムのレングスの話

こんにちは。パーソナルスタイリストの山本です。本日はジーンズソムリエでもある私がデニムのレングスについてお話したいと思います。

デニムといえば、誰もが所有している、あるいは誰もが一度は履いたことがあるアイテムではないでしょうか。しかし、このデニムをお洒落に履いている人は以外と少ないのです。裏を返せば、お洒落に履くことが難しいアイテムだとも言えます。しかし、安心してください。本日はデニムを履く際のポイントをお教えいたします。このポイントを押さえておけばお洒落にデニムを履いていただけます(^ ^)

本日のテーマにもなっていますが、デニムを履く際に一番気をつけるべきポイントは「レングス」です。レングスとは丈の長さのことです。※股下の長さ

デザインやシルエットももちろん重要ですが、この「レングス」が合っていなければ台無しです。「お洒落は足元から」と言いますが、足元=靴だけでなく、「足元=レングス+靴」と捉えてもらったほうが良いでしょう。では、どういったレングスバランスが正解なのか?ズバリ、ノークッション〜ワンクッションが最適なバランスです。

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まず、1枚目。リーバイス501のブラックにコンバースCT70の合わせ。デニムを履く際の王道ともいえるスタイルです。ハイカットのスニーカーですが、デニムの溜まりがほとんどありません。ハイカットのスニーカーと合わせる場合、ワンクッション未満が最適なバランスです。

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続いて2枚目。1枚目のデニムと同じ物ですが、こちらはドレススタイルです。足元はボードインアンドランジのタッセルローファーで合わせています。先ほどのハイカットスニーカーよりも華奢なローファーでのスタイルでは、ハーフクッション〜ノークッションのバランスがベストです。ローファー合わせの場合は、レングスが長すぎるとせっかくの軽快な印象のローファーが台無しになってしまうので、写真くらいのバランスが理想です。

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三枚目です。リーバイス501にコンバースオールスターで合わせた、こちらも王道スタイルです。1枚目のスタイルと同様でワンクッション未満で合わせるのがポイント。こちらの場合はレングスの溜まりがほぼ無く、ノークッションでの合わせとなります。

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4枚目。同じくリーバイス501を使ったローファー合わせのスタイルです。やはりローファーで合わせる場合はハーフクッション未満が最適なバランス。こちらはノークションのバランスとなっております。

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5枚目。リーバイス517とボードインアンドランジのタッセルローファーでの合わせ。リーバイス517といえばブーツカットのデザインとなっており、足元にボリュームが出やすいです。そのため、ブーツやハイカットスニーカーなどボリューム感のある靴との相性は抜群です。ただ、今回ご紹介したスタイルは華奢なローファーとの合わせです。天邪鬼な私は、こういった一癖あるスタイルが大好き。ただ、こちらは応用編なのでちょっとでもバランスを間違えると、かっこ悪くなりますのでご注意を。この場合のポイントはワンクッション未満のレングスです。ブーツカットのボリューム感のあるシルエットのパンツは短すぎても、長すぎてもバランスが取りにくいアイテムですので写真のようなバランスが最適です。

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最後は、マインデニムのリジットデニムにレッドウィングのスーパーソールでのスタイルです。ブーツのようなボリュームのある靴で合わせる場合は、レングスはやや長めでも問題ありません。ロールアップをしてワンクッション未満が最適なバランスです。ロールアップは1ロールまで。2ロール以上はボリュームが出過ぎてしまい、あまりスマートではありません。レングスが短すぎるのもあまり見栄えがよくないので注意が必要です。

以上、レングスに関してのお話でしたが、ポイントは「履く靴に合わせてレングスを選ぶ」ことです。デニムを選ぶ際は、所有しているどの靴に合わせて履くのかをイメージしてお買い物しましょう(^ ^)ちゃんと正しい買い物ができるか不安という方は、お気軽にご相談ください!インスタグラムのDMからご連絡いただければアドバイスさせていただきますよ(^ ^)

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