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日本で6年働いた中国人が、中国に帰りたくない理由

X(Twitter)と夫婦喧嘩から交互にネタを取ってくることでおなじみの弊マガジンですが、今日はX(Twitter)からです。

「日本で6年間看護師をやった中国人が、なぜ帰国しないのかを語る」という動画と、その内容を解説した投稿です。少し長いですが、彼女の語るところを翻訳してみます。

私は日本で6年間看護師として働きました。年収は約25万元(≒500万円)で、合計150万元(≒3000万円)稼ぎました。以前は3年だけ日本で働いて、家を買えるだけのお金を貯めたら、すぐに帰国しようと思っていました。

いまは日本に来て6年が過ぎ、それほどお金も使わないので、いま手元には100万元(≒2000万円)が残っています。もし帰国すれば、故郷に立派な家が買えるでしょう。

しかし、私は帰国するつもりはありません。その理由は3つあります。

第一に、私は専門卒の学歴しかありません。年齢ももうすぐ30歳です。これでは帰国しても、いい仕事を見つけるのは難しいでしょう。

第二に、私は情商qíngshāng(注:EQ(心の知能指数)を意味する言葉だが、大まかに「理解力」や「共感力」の意味で使われる)が低いからです。日本人は四角四面で、自分の仕事だけをやっていればそれでいいんです。上司が言うことを忠実にやっていれば、他のことは考える必要がありません。

もしこれが中国なら、上司の言うことには何重もの意味があります。私は情商qíngshāngが低いので、その意味のうちの一つすらわからないかもしれません。だから、中国の職場ではうまくやっていけません。

第三に、中国では女性と、年齢が高い人が仕事を探すのがどんどん難しくなっています。だから私は6年間悩んだ末、帰国しないことを決めました。

もう一生帰らないの? という問いに答えるのは難しいですが、一ついえるのはもし生まれ変わったとしても、私は若い時に国外に出るという選択をするだろうということです。

いやはや、なんとも示唆的です。

以下、これについて思ったことを述べていきます。

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まず、日本の就職市場や労働環境が、中国から見れば魅力的に見える場合がある、という点が興味深いです。

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