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Googleのない世界のほうがいいかも、と少しだけ思った話

一時帰国中で多忙につき、短めでご勘弁ください。

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中国から日本に帰ってきて、大幅にストレスが減ること。それはなんといっても、中国で規制されているWebサービスを普通に使えるようになることです。

おそらくは読者の皆さんの生活にとってもほぼ必携であろう、GoogleやYouTubeなどのWebサービスを、中国では基本的に使用することができません。方法はあるのですが、表立ってやるようなことでもなく、コソコソしなければいけません

それが日本では(というか中国以外のたいていの国では)、大手を振ってこれらのサービスを利用することができます。時期によって接続が不安定になることもなく、また誰かに見られているのではないかという心配もなく、普通に使えます。接続ツールをかまさなくてもいいので、スマホの電池の保ちもよくなります。いいことしかありません(これが普通なのであって、中国がおかしいんですが)。

Googleマップも使えるし、イヤホンをつけてYouTubeを流しながら街を歩くことだってできます。これこそが壁の外の世界であり、現代人が本来享受すべき自由です。最高です。

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……ただ、一点だけそれらのサービス——とりわけGoogleとYouTube(も実質はGoogleですが)を日本で使っている時に、ストレスを感じてしまう部分もあります。それがない中国で暮らしていることは、実はちょっと幸せなことかもしれない、とさえ思う何かです。

その「何か」とは、

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