中国と日本とApple製品の値段の話

少し前に、ノートPC（MacBook）が急に不調になったことをnoteに書きました。

この時に書いた問題はいまは解決しているのですが、もう７年くらい使っていて他にもいろいろガタがきているような気がするので、買い替えを検討しています。

次のPCもMacBookにしようと考えているのですが、どのタイプにするのか、どんなオプションをつけるのかということ以外にも、悩んでいることがあります。それは、どの国（地域）で買うのかということです。

なぜなら、同じものを買うにしてもそれぞれの国（地域）で値段や条件に差があるからです。以下に書いていきます。

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中国には増値税という、日本でいう消費税にあたる付加価値税が存在します。

よく分かる！中国増値税の仕組みのかんたん解説 | 経理プラス

税率は品目によって異なるのですが、最大の場合は17％と日本のそれよりもかなり高いです。Apple製品にかかる税率は時期によって変動しますが、基本的には日本のそれよりも高くなります。この影響やレートの問題などもあって、中国でApple製品を買おうとすると基本的に割高になります。

実例で見てみましょう。以下は日本、中国それぞれのApple公式サイトから、まもなく発売される最新の14インチMacBook Proを、同じスペックで購入しようとした時の比較画像です。

日本が税込で28万8,800円に対して、中国では1万5,999人民元とあります。1万5,999人民元を現在のレート（１人民元＝約19.2円）で日本円に直すと、おおむね30万8,000円になります。中国で買うと、日本で同じものを買うのより2万円も高くなってしまうんですね。

ここまで書くと、「じゃあ、つべこべ言わず日本で買えばいいじゃん。今月に一時帰国するって言ってたんだし」と思われた方もいるかもしれません。それはそうなのですが、僕が悩んでいるのはそこではないのです。