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3月のマガジン運営報告とお礼(と、今後の更新についてのお知らせ)

3月が終わります。日本では年度末であり、出会いと別れの季節とも言われるこの時期ですが、中国では特に何かの変わり目というわけでもないので、ごく平凡な日々が過ぎて行っています。

今月も途切れ途切れではありましたが、なんとか更新を続けて行くことができました。毎度のことながら、いつも応援してくださるみなさまのおかげでございます。こんな僕を暖かく支持し、ついてきてくださり、頭の下がる思いです。

本当に、いつもありがとうございます。

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3月は中国に関して特に大きな出来事はなかった(いや、習近平国家主席のロシア訪問などちょいちょい重要な出来事もあったのですが、うまく書けませんでした)ので、日常的なニュースなどから見えるいまの中国社会のことをじっくり深掘りしていくようなものを書いてみました。

たとえ大きな出来事が起こらなくても世の中は確実に動いており、中国もまた然りです。こうした日々の考察の蓄積がこれからさらに中国という国を深く知って行くことにつながると信じて、いろんなニュースを拾いながら書き続けています。

いま中国の社会はゼロコロナの反動もあってリベンジ消費も盛ん、それなりに活気付いているように見えます。これがこの先も続くかどうかはこの先の政策の舵取り次第であり、またそれを受けて人々がどう動くかで決まります。

個人的にはそれほど見通しは暗くないと思っていますが、いくつかの部分では乗り越えなければならない厳しい現実も待っているように思えます。また、長いスパンで見れば政治的な不安定性がこの国を蝕んでいくこともある程度既定路線であり、そのなかでどんなことが起きるかわからないという不気味さもはらんでいるのが現代の中国です。

そこで起こることをこれからも特等席でみながら言葉に変えていき、「異邦人から見た中国」の記録として残していければいいなと思っています。

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さて最後に、今回はタイトルにあるように、今後の更新についてお知らせしたいことがございます。

そのお知らせとは、

来月より、土曜日と日曜日は更新をお休みとし、週5回の更新に切り替えたいと思います。

また、日曜日に更新している「思考メモ」や、毎月月末に更新しているこの運営報告的なコンテンツは廃止し、通常更新のみを行っていこうと思います。

……ということです。

たとえば今日はちょうど金曜日なので、明日・明後日は更新お休み、ということになります。

このように変更する意図を述べさせていただくと、まず冒頭にも述べたように、最近は更新頻度が不安定になることが多くなっていたことが挙げられます。最近、少し生活環境が変わったことで執筆の時間が取りにくくなり、予告なく更新を休みにしてしまうことが多々ありました。

この状態が続くのであれば、いっそのこと思い切って休みにしてしまったほうがよいかと考え、この決断をしました。

また、そのようなギリギリ、カツカツのスケジュール感のなかで自分の書くものに自信が持てなくなっていたことも大きな理由です。「とりあえず出してしまわなれば」という感覚でマガジンを書くこともあり、あまり健全とは言えない状態が続いていました。

更新の休みを作るぶん、インプットにかける時間を増やし、これから書くものをもっと充実させようと思ったことも決断に至った大きな理由です。

そんなわけで、来月からは更新頻度自体は減少してしまうのですが、そのぶんより濃く、面白いと思ってもらえるものをお届けして行く所存でございますので、もしよろしければこれからも購読をいただければ幸いです。

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中国的にはあまり代わり映えのない凪の4月ですが、日本の読者のみなさまは大なり小なり将来この4月で環境が変わる人もいるかと思います。

そうしたみなさまに少しばかりの面白さや見たことのない世界のこと、日々の張りになるようなアイデアをもたらせるようなものを、「中国」という大テーマを軸にこれからも書いていきたいと思います。

これからも、応援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。

では、次は月曜日にお会いしましょう! 「より濃いものを書く」という言葉通り、4月最初の更新はみんなが気になるトピックの大ネタを用意しています。お楽しみに!

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