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ゼロカロリーに隠されたの落とし穴!?

「ゼロカロリー」

コンビニやスーパーに行くたびに魅力的に感じてしまいませんか?
私も以前はゼロカロリーのコーラやペプシをよく飲んでいました。

ゼロカロリーで甘味を感じるのは「人工甘味料」によるものです。

人工甘味料の中でも今回は主要な“アスパルテーム・アセスルファムk・スクラロース”の危険性についてお伝えしていきます。

●【アスパルテーム】

脳の視床下部にある摂食行動をコントロールする弓状核に影響し、食欲を抑えるレプチンの働きを一時的に阻害することが示唆されています。

ラットにおける実験では、アスパルテームなどの人工甘味料のエサ群はより多くのカロリーを摂取し、体重が増加したという実験結果が上がっています。

人間でも同じような実験も行われており、ゼロカロリーの清涼飲料水を飲んでいるグループの長期研究では、食べる量が増えて体重の増加がみられたという結果が上がっています。

カロリーを抑えるためにゼロカロリーのゼリーや清涼飲料水を摂ることでより食欲が増してしまい、結果的に摂取カロリーが多くなってしまう可能性があります。

実際にクライアントのカウンセリングをしている時に摂食行動をうまくコントロールできない人ほど、ゼロカロリーのスイーツや清涼飲料水を摂っているケースが結構あります。

「ゼロカロリーだから大丈夫」そう思っていても実はそこには大きな落とし穴があるんです。

また、リンパ腫や白血病との関係性も懸念されています。

●【アセスルファムk】

ラット実験ではインシュリンレベルを上昇させた

血値が急上昇したタイミングでインシュリンが過剰に分泌され、血糖値の急降下が起こり、低血糖を起こしたり、その反動で高血糖になったりとインシュリンによる血糖値の乱高下が起こります。


血糖値の浮き沈みは気分の浮き沈みとも深い関係を持ちます。


血糖値が上昇するとセロトニンの分泌が高まり、幸福感を感じます。しかし、下がったタイミングでセロトニンが消失し、虚無感などを覚えてしまう。これが摂食障害を持つ人の気分の浮き沈みの原因の一つだとされています。

イヌのエサでの実験では0.3%の容量でリンパ球の減少

リンパ球は身体に入った細菌やウイルスなどの病原体をはじいてくれます。リンパ球の減少は免疫機能の減少に繋がります。

3%の容量で血清ALTの増加が見られた

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は肝臓に最も多く存在し、ALTの増加は肝細胞障害があると考えられます。つまり、肝機能の低下、肝疾患の可能性が示唆されます。


●【スクラロース】


人の実験でインシュリンの上昇をさせた

血糖値が上がっていない状態でインシュリンが上昇するとさらに血糖値を下げてしまいます。その結果、より空腹を刺激してしまいます。

●【動物実験ばかりだから人間には関係ない⁉】

動物実験が多く上がっている中、なぜ、人工甘味料がそれほど危険視されていないのか

確かに人に対する実験では危険性が認められていません。しかし、動物実験で身体に悪影響を及ぼす可能性が示唆されたものを長期間、尚且つ大量に摂取させることは倫理的に不可能ですよね。

3ヶ月間の実験で安全性が確認されましたなんてよく聞きますが、あくまでもそれは短期間で極少量での実験です。

しかし、コンビニやスーパーで普段買っている加工食品の成分表を見てみてください。
恐ろしい種類の化学物質が使われています。
だからこそ、多くの研究者がこれだけたくさんの実験結果を報告して、危険性を訴えているのではないでしょうか。

●【まとめ】

人工甘味料の危険性については賛否両論あります。危険だと断定できないのも事実です。しかし、肯定できないのもまた事実です。

クライアント様とお話していても、健康に対する影響はまだ確認できていませんが、食欲のコントロールについては明らかにゼロカロリーの食品を頻繫に口にしている方の方がうまくコントロールできていないケースが多いです(その他にも要因はありますが)。

「ゼロカロリー」の食品を食べることで空腹感を助長し、さらにストレスを抱えてしまったり、結果的に食べる量が増えてしまったりと、そこには大きな「落とし穴」があります。

「ゼロカロリー」という言葉はとても魅力的ですが、摂らなくて済むならば、控えていきたいですね。

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