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(うつ病・リワーク日記)レクリエーションの効果が想像以上だった

 2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。

 私が通うリワークではレクリエーションプログラムである「リラックスプログラム」「アクティブワーク」という講座があります。実施内容は比較的、自由な時間。
 授業を受けたり、個人ワーク/グループワークするだけがリワークじゃなかった。
 これが意外にも、私には良い効果があったという話。


小学生のとき以来の塗り絵

 リラックスワークは個人で取り組むことが中心。
 初めて参加した時に、オススメされたのが "塗り絵" 。

 最初、ポカンとしてしまった。「今から塗り絵するの?」って正直、思った。その様子を見てなのか、塗り絵の効果が書いてある資料をもらえた。

 ・・・。

 塗り絵って良いね。

 幼い頃、私は塗り絵をするのが好きでした。外遊び派ではあったのですが、塗り絵、折り紙が好きだった。その頃を、ふと思い出す。

 じっくりひとつのことに集中する。ひたすら塗る。塗れた時の達成感。良き。
 脳はマルチタスクで疲れる。シングルタスクが好き。を実感した。

 この体験が発展して、イラストを描くという趣味ができました。この塗り絵体験との出会いに感謝しています。

テーブルゲームが純粋に楽しい

 アクティブワークはスタッフさん&参加者の皆さんで行うことが中心。
 バリエーションも豊富。卓球といった体を動かすことから、テーブルゲームなど様々です。

 これも最初、ポカンとしてしまった。「今からカードゲームするの?遊ぶってこと?」となった。
 でも、これが楽しみになっていく。

 私は「ito」というボードゲームがお気に入り。
 なんてことはない、言うなれば雑談してるだけ。
 でも、安心して話すことができる環境、何気ない会話で笑顔になれる楽しいと感じることができる。家族以外の人と、こんな体験は何年ぶりだろうか。

 恐らく、リワークに通うだけでは気が付けなかった。
 ひとりで復職に向けた取り組みをしてたら気が付けなかった。
「あぁ、人と交わって何かをするのって楽しいんだな」ということ
 体力が回復して、ストレスや再発予防を学び実践する。それだけでは、私には何かが足らないまま復職することになっていたとさえ感じる。

スタッフさん・参加者さんとの距離が縮まる

 リラックス効果、他者との触れ合い、楽しいという感情。

 それ以外にも大きな効果が私にはあった。それは、

  • スタッフの皆さんとの距離が縮まる

  • 他の参加者の皆さんとの距離が縮まる

ということ。

 これによって、リワークに行こうと思えるようになる。スタッフさんに気軽に質問ができる。専門職の方との面談で話し難かったことを話せるようになる。グループワークで他の参加者の方との話を緊張せずに行えるようになる。

 講座の時間で得られること以上の効果を私にもたらしてくれました。


 リワーク施設によって大きな差がある部分だと思います。
 「リワークに通ってるなら参加してみてはいかが」と書くつもりはありません。自分のペースで良いと思う。

 私はこうだったよ、と今感じていることを日記として自分向けに書いているに過ぎません。

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