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(うつ病・リワーク日記)心が柔軟じゃなくても悪ではない

 2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。

 私が通うリワークでは「こころストレッチ」という講座があります。第三世代の認知行動療法とも言われる "ACT療法" (Acceptance and Commitment Therapy) を中心にした内容です。
 その中で、印象に残った、大切にしたい話。

不調時は心が非柔軟

 最初に「心の非柔軟性」と「心の柔軟性」を教えてもらった。不調に陥る時、気が付くと心が非柔軟な状態に陥っている。一方で、心が柔軟な状態は、不調になりにくい。

こころの 非柔軟性 と  柔軟性

 ふと振り返る。自分が絶不調だった時。
 過去を悔やみ、未来が見えない不安に囚われていた。

 自分が望んだことでない業務で罵声の連続、なぜ頑張っているのか分からない。ただ終わってくれとだけ考えてました。

 回避はしなかったけど、そのために動けなくなった。

常に柔軟であれ、なの?

 心が非柔軟だと不調になるなら、常に柔軟な状態を保つべきか、と思ったら違った

 非柔軟な状態は、人が生き抜いていく上で身に付けてきた警報器。不安を感じたりする。非柔軟な状態が全くない状態で あり続けるのは無理、だという。

 専門職の人だって非柔軟な状態になる、って言ってた。そもそも完璧を目指さなくて良いのか、と思うと気が楽になった。

柔軟と非柔軟を行ったり来たり

 別の言い方をすると、非柔軟な状態は必ずしも悪ではない。非柔軟な時があっても良い。

 何が悪いと言うとすれば、非柔軟な状態であり続けることは悪い影響をもたらし不調に陥る。

 重たい物を持てば一時的に筋肉が張る、その状態が続くとケガをする、と同じ。私には分かり易い例え話だった。

 だから、自分が非柔軟な状態であることに気がついて、柔軟な状態に向かう。非柔軟と柔軟を行ったり来たりできることが大切なこと、というのが妙に印象に残った。

心の柔軟性に大切なこと

 柔軟な状態と非柔軟な状態を行ったり来たりできるようにするのに、まずは、いまの自分を観察する練習が大切なんだな、と思った。

 自分がどんな状態かなー、と観察する習慣を付けると良いんだな、と納得できた。

 マインドフルネスを活用しようと思う。

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