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(うつ病・リワーク日記) 病、知っておきたいこと1つ

 2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。
*私は医療従事者ではありません。この記事に書いた内容全て、保証できる立場にありません。

 私が通うリワークでは精神疾患に関する知識を深めることができる「疾患教室」があります。自分に何が起きているのか、自分が処方されている薬はどのようなものなのか。
 その中で、印象に残った、大切にしたい話。


自分が弱かったせいではない

 うつ病・適応障害。その他、様々な精神疾患がありますが、最も自分に伝えたい、大切なこと。それは、

 うつ病や適応障害になるのは、自分が弱かったせいではない

 自分が弱かったから、自分が無能だから。自分で自分を責め続ける日々で私の休職はスタートしました。

 でも、記事を読んでくれてる あなたが、私が、うつ病や適応障害になった原因が自分にあると思わなくて良いです。ましてや、怠けていたせいでもなければ、考えすぎたせい、でもない。

誰にでも起こり得る病である

 誰でも、うつ病や適応障害になり得る。疾患で苦しんでいる私自身が原因ではありません。

 約10年前、うつ病と言われ3週間ほど会社に行けず、その後、無理やり出社。数ヶ月後のある会話。気の置けない同僚から素朴な疑問を投げかけられた。

 「月曜日にダルくて会社に行きたくないのと何が違うの?」

 当時の私は答えることができなかった。そのエピソードを覚えているのは、何か引っかかることがあったから。答えられないのが悔しかった。単なる "だるい" ではない、苦しみがあるのに。

 長い時間を経て、リワークに通い、専門家から教えてもらえました。
「うつ病は、脳内伝達物質の異常によるもの」
「適応障害は、強いストレス反応である」
「誰でも罹患する可能性がある」
「うつ病と適応障害は、その中間の状態もあり得る」
など、知ることができました。

 ネズミさんの実験でも、強いストレス状態にすることで抑うつ状態になることが確認されている。人間だけでなく、生物がなり得る病気。私は専門家でないので、これ以上、疾病に関することは書かないようにしておきます。


 最後に。うつ病や適応障害で苦しんでいる人や、その人に関わる方に、知っておいて欲しいことを改めて。

 うつ病や適応障害になったのは、自分のせいではありません。
 回復や治療のことだけを考えれば、それで良いです。


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