(復職日記)特別な日付を意識しますか?
2度目の復職後に書いています。
体調不良に陥り、通院、休職、休養、リワーク通所、復職/社会復帰まで。
復職後の生活での気づきを書いてます。たまに休職中のことを思い返したり、リワークでの学びも書きます。
私の最近の note 生活は、水曜日と日曜日に書く習慣です。ですが、今日は少しだけ特別な日。久しぶりに別の曜日に書いてみます。
特別な日付と言っても、人それぞれ
そもそも特別な日付なんて気にしない、という方もいると思います。
特別な日付を意識する方は、例えば、誰かの誕生日。何かを始めた日、年。何かがあった日。良いこともあれば、悪いこともある。なんてことないってことだってあるかも知れない。ゾロ目の日、とか。
みなさまは、どうですか?
私は比較的、日付や年を意識する方です。
意識するというよりは、その数字に紐づいて不思議と思い出す、という表現が正しいかも知れません。
分かりやすいのは、自分が産まれた年。産まれた日付です。
変わったところでは、ファミリーコンピュータ版のゲームソフト・ドラゴンクエストⅢの発売日(1988/2/10)。
不思議と、2/10になると当時の楽しかったこと・ワクワクを思い出します。幸運にも予約して当日に購入できました。社会現象にもなったように、学校をサボって並んだりはしていませんよ。
10月4日は私の転期になった日
10月4日という日付も、私にとって意識する日になりました。
何故なら10月4日はリワークに通い始めた日。
まさか数ヶ月も通うことになるとは思ってもいなかった。前日の診察&見学なんて面倒で仕方なかった。それなのに、こんなにも自分の考え方や、物事の捉え方に変化が生じるとは思っていませんでした。
そういう意味で、10月4日は私の転期となった日と言っても良いかも知れません。
もちろん、それまでの自分を否定的に捉えていません。むしろ、よく頑張ってたなぁと思う。
その上で、あの10月4日から積み重ねた日々が "自分の幅を広げてくれた" と感じています。現在はリワークを卒業し、復職に至っていますが、とても充実していた日々でした。
何故そう感じるのだろう、と考えてみました。
思い込んでいた"普通"から離れていた期間だった
新卒入社以来、私は1つの会社にしか所属したことがありません。業務上、様々な会社や組織との付き合いはありますが、表面的なことしか知らない。だから「自分の会社圏の普通=私の普通」でした。
頭では「みんなの普通は私の普通と同じとは限らない」と分かっていても、想像の域を超えません。
それが、ほんの僅かな期間、かつ、部分的なことだったのかも知れないけれど、会社を離れて、様々な人と出会い、会話して、辛かったことも含めて共有する時間を過ごすことができた。私の普通とは異なる環境・価値観にガッツリ触れることができた。
この経験は私にとって、とても貴重なものになっています。
今となっては ITエンジニアの私と、もう一つ。休職 /復職を経験しメンタルヘルスについて学び実践した私、の二つの顔ができました。
胸を張って言える二つのこと
とあるゲームクリエイターが言っていた話です。
私は、この話がとても好きです。20年近く前に見たものですが、今でも強く印象に残っています。
今まで IT分野の中で得意分野を二つ持っているつもりでした。
そして、その二つの得意分野はうまく融合して、自分を成長させてくれました。これはこれで、自分の誇れる部分です。
だけど、IT分野という狭い範囲だった。
これからは、休職/復職を経験してリワークに通って色々学び、実践した。そんな経験を持つ IT分野の人、という別領域の二つを持っている。
そう胸を張って言える気がします。
そのようになることができた始まりの日、それが私の10月4日です。
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