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(うつ病・リワーク日記)全てに共感してる訳じゃないのです

 2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。

 平日には各曜日の講座内容で、特に印象に残ったこと、大切にしたいと思ったこと。実践して良かったことを note に書いています。
 今日は気分が穏やかな日曜日。リワークはお休み。ちょっと異なる観点で感じていることを書いてみます。


最初はイヤイヤ通い始めたリワーク

 平日の大半をリワークで過ごす生活になりました。数ヶ月に渡ると複数回目の講座も出てきます。でも、前回の自分とは違う気づきがある。私はノートをとる派なのですが、同講座は同じページに異なる色のペンで書く。

 前回のメモに"今はこう感じてる"と追記したり、"これやってみよう"と書いてたことの実績を書いてみたり、をしています。

 場に馴染んでからは、すっかりリワーク生活を満喫(?)していますが、最初は嫌悪感しかなかった
 何か、得体の知らない場所に押し込まれるような感覚を抱いていました。知らない場所への不安があった。

 この時の心境は、再休職中の過ごし方(前編) の "リワークに通うことに" の項でも書いてます。

ともかくやってみる

 通う前は全く良い印象がなかったリワーク。講座の内容もある程度、経験的に実行してきたことも多い。

 だけど、講師を務める看護師さんやソーシャルワーカーさん達との距離が縮まる。信頼関係が築かれていく。少しずつ講座内容を体系立てて理解してくる。

 そうなると、徐々に "ともかくやってみよう" という気分になってきました。
 認知行動療法やストレスマネジメント、コミュニケーション、他各講座の個人ワーク、グループワークでやったことを、実生活で実践するようになってきました。

 実際にやってみると、最初から手応えを感じるものがあれば、試行錯誤で失敗しながら少しずつ慣れていくこと、失敗すること、さまざま。

 何よりも、そうやって "動いてみよう" と思え実行に移せていること自体に回復を実感するようになっています。

自分には合わないこともある

 note の記事に書いていることは "良いなぁ"、と思ったこと。記事だけ眺めると、リワークで学んだ内容が全て良いと捉えて共感しているように見えるかもしれない。だけど、それは違う

 実際に試してみると、どうも自分には合わない手法がある。腑に落ちない考え方もある。

「全部、参考になりました!」なんて言えません。

 いつだったかの面談で正直に伝えた。すると看護師さんは「むしろ安心しました」と意外な反応をした。

 自分の今の感覚を信じて試行錯誤をしていこう。二人三脚でサポートしてくれる方々がいる環境に、とても感謝の気持ちでいっぱいになった。

状況次第かもしれない

 試してみて良かったこと。それは、今は良い効果が得られただろうが、他の場面では異なる反応が出るかもしれない。

 試してみてイマイチ しっくりこなかったこと。それは、他の場面で不思議と自分に良い作用があるかもしれない。

 万能薬はない。絶対これが効く、という何かがあるものではないのだろう。ポケットに色々な秘密道具をしまっておいて、何かに困った時、あれこれ取り出せるようにしておこう。自分に合わない、と感じたことも含めて。


 note には、いま大切にしたい、と感じていることを書き留めています。
 他のことも、いつでも引っ張り出せるようにノートや資料を手に届く所に置いています。

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