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英語の発音を良くする4つの方法(これだけで十分です)

こんにちは、学生時代3ヶ国(アメリカ、イギリス、スペインに合計5年間)に留学した、Ryuです。
現在は英語教育と教材作成に関わる仕事をしております。

こちらで英語の発音を効果的に上達させるする4ステップを紹介します。
こちらを意識して取り組むだけで、必ず英語の発音が上達します。

では、結論から。

発音を良くする4ステップ。

  1. 一つ一つの音を知る

  2. 単語と文のアクセントを知る

  3. 文の中で間をあける部分を知る

  4. 音が繋がる部分を知る

発音を良くする方法は上の4つになります。

1 一つ一つの発音を知る

まず最初に英語のアルファベットが持つ、それぞれの音、そして音を出す方法を知る必要があります。
英語には日本語にはない音が存在します。それらの音を学ぶことによって、ネイティブと同じ音を出すことができます。

特に、日本人が英語で気を付けるべき音を以下に記述します。

 V / F / R / L / TH

上の発音についてはすでにYouTubeなどで、多くの方が解説してくれているので、まだ発音が不安な方は"Vの発音"などと検索し、音の出し方を学んでみてください。
英語の発音はまずこういった、それぞれのアルファベットの音の出し方を学ぶことから始まります。

また、英語は日本語と比べて母音の数が多いです。(日本は"あいうえお"のみ)
なので、英語の音を日本の母音のまま発音してしまうと、強いジャパニーズアクセントになってしまいます。

なので英語の子音と母音をまず知る必要があります。

2 単語と文のアクセントを知る

英語を発音するときに知っておくことは、英語の単語には必ず強く発音するポイントが存在するということです。

例えば、bananaと英語で発音する場合、アクセントは2つ目の"a"になります。
なので、発音するときに、最初の"ba"、または最後の"na"を強く発音すると、間違った発音の仕方になります。

これは辞書で調べたときに発音記号(バナナの場合=bənǽnə 強く発音する部分の上に記号がふられています)
または単語の音声を聞くことによって確認できます。

なので、単語を発音するときは、この強く発音する部分を強く発音するようにしてみてください。

そして、次に英語には文の中でも強く発音すべき部分があります。

それが主語と動詞です。

例えば、the valley of the kings exists in Egypt. という文があったとします。

この文の場合、主語はvalley、動詞はexistsになります。

なので、この文を読んだときにvalleyとexistsを他の単語よりも強く言うことで、よりネイティブに近い発音になります。

そして、強く読む部分があるということは、弱く読むべき部分もあるということです。

英語の文のなかで、冠詞(a, an, the)と前置詞(of, in, on, atなど)は強く発音しません。
特に冠詞は言わなくても、意味が通ることが多いので、かなりソフトに発音します。

3 文の中で間をあける部分を知る

次に、文の中で間をあける部分を知ります。長文の場合は、この間で呼吸をするようにします。

では間をあけるポイントですが、結論から言うと前置詞の前です。

In the mountains near the old town of Egypt, there was a valley of the kings.

上の文の前置詞の前に間をあける場所に分かりやすく、"/"を入れます。

In the mountains / near the old town / of Egypt, / there was a valley / of the kings.

これで間をあけるポイントが分かりやすくなりました。また、Egyptの後ろにあるカンマ="," でも間をあけます。
なので、英語の文を読むとき、または話すときには意識的に前置詞の前で間をあけてみてください。これでとても聞きやすい英語になります。

4 音が繋がる部分を知る

最後のポイントとして、英語の単語と単語が繋がって発音される部分を知ります。

英語で単語と単語が繋がるのは、前の単語の最後が子音で終わり、次の単語の最初が母音で始まっている場合です。

例えば、"In English"を発音するときに、"イン・イングリッシュ"と発音するのではなく、"イニングリッシュ"と発音します。

理由は、最初の単語の最後の"n"と次の単語の最初の"E"が繋がって発音されるからです。

これは他の場合でも、同じことが起こります。

例えば、"in it"と発音する場合、"イン・イットゥ"と発音するのではなく、"イニットゥ"と発音します。

これは専門用語でリエゾンと呼ばれるものですが、このように発音されることを知っておくだけで、リスニング能力も向上します。

なので、子音と母音は繋がる!と覚えておいてください。

以上が英語の発音を効果的に上げる方法になります。
上を意識するだけで、かなり英語の発音がうまくなります!

英語初心者の方も、上級者の方もぜひ試してみてください!

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