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毎朝のコーヒー習慣を手放した理由

一度遠くから見てみると、大切なものや本当に好きなものに気づけるよねっていうお話です。

毎朝のハンドドリップ。
現在社会人4年目ですが、
5年近く続けていた習慣を、
ある日、自ら手放してみました。

習慣として続けてはいたものの、
社会で働いている中では珈琲を味わう余裕などなく、実際毎朝淹れた珈琲に感動することもなく、
言ってしまえばただの水分補給として飲んでいました。

とある日、珈琲はもちろん大好きなんだけど
なんだかただただ、惰性で続けているだけだと思い、その日を境に辞めました。
コーヒーが好きであることの証明としての習慣。自分の個性を手放さない為だけに、
行なっているように思えたんです。

それから1年近く経ち、
久しぶりにスペシャリティコーヒーをハンドドリップした時。

豊かな香りが部屋を満たし、一口飲んだ瞬間、これまで気づかなかった美味しさに心から驚きました。

実際ははじめてスペシャリティコーヒーを飲んだ時や、習慣を続けていた時だって、
きっとその華やかな香りはそこにあったんだと思います。

でも、きっと習慣に埋もれて、
珈琲の素晴らしさが当たり前となり、
感じにくくなっていたんだと思います。

習慣化されたものは行動を苦ではなくす一方で、同時に感動に慣れてしまうもので
当たり前の存在の大切さを見逃させるものだと気づきました。

習慣を手放すことで、自分の新鮮な感情や
「もっと美味しく淹れたい」と
さらなる興味を持たせてくれました。

これからも変化と気づきを楽しみながら
珈琲を楽しんでいきたいと思い
その旅をnoteに記録することにしました。

よろしくお願いいたします。

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