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ピラティスとダンス・バレエの関係

note開設にあたり

こちらのnoteでは主に、ピラティスとダンス・バレエとの関係を書いていきたいと思っています。

  • ピラティスのエクササイズで活かせる要素は何か

  • こういう悩みにはこんなエクササイズができそう

  • パフォーマンスUPのためのピラティスとは

などをベースに書いていこうと思っています。
なぜこの少し専門的な、というか対象を絞ったことを書いていこうとしているのかについて少し。


■今、ピラティスマーケットはどうなっているのか

現在ピラティストレーナーはとても増えています。
わたし自身が指導者資格を取得したのは13年ほど前になりますが、ピラティスのマーケットはその頃の様子とは随分さま変わりしています。
特にここ数年では、また違った雰囲気になってきていると思います。
(トレーナーの方でしたら肌で感じているのではないでしょうか。)
マーケットの拡大と共に、トレーナーも増えました。
そしてもちろん、ピラティス指導を受ける側であるお客さまも非常に増えました。
普段、様々な分野にてお過ごしの方に、広くピラティスの認知が進み、スタジオも増え続けているために(地域差はあれど)ピラティスへのアクセスも容易になりました。 

何が言いたいかというと、多数のお客さまが関与することで、
ピラティスに求められるものが少しずつ細分化してきているのでは
ということです。
以前でしたら「健康のために」とか「ダイエット・体型管理のために」、「運動不足解消!」といった、所謂フィットネス的な位置づけに少し近かったように思います。

それが認知が進むとともに、様々な方のもとにピラティスが目に留まるようになり、
こんなことにも良いかも!あんなことにも良さそう!
と発展している気がします。
例えばゴルフのためのピラティス、その他特定のスポーツ、ダンス、シニア向け、産後のママ向け、側湾症対応、リハビリとして、などなど…
(※これは日本のマーケットの感覚です。)
その細かな要望に、専門的に対応しているスタジオやトレーナーさんも増えていると思います。

ダンスやバレエの場合もそうです。
ダンサーを多く担当しているトレーナーさんも多くいらっしゃいます。
ですが、具体的な内容を発信しているケースは、そこまで多くはないのかなというのが、わたしの感じているところです。

そこに手が回らない、というのもとても理解できます。
ちょっと手間のかかること、ではありますが、そのちょっぴり手間のかかること、を少しずつ進めていきたいなぁと考えています。

■ダンス・バレエ向けのピラティス知識をどこで得たら良いのか

というのは、実際のスタジオやトレーナーさんに直接アクセス出来ている方ならともかく、

  • どこに相談していいのか分からない

  • 相談したところで知識や経験がない指導者からはなかなかコレ!というヒントがもらえない

  • 指導者側も、ダンサーのクライアントさんが来たら困る

  • 調べたって出てこない!

調べて出てくるのは一般的な内容が多く、しかもセルフでできる内容のみが紹介されている状態だと思います。(ユーザー向けなので当たり前ですが)ピラティスの指導、しかもマシンと結びつけている情報はそんなにたくさん無い。

こんなお悩みがきっとあるのではないかと思っています。

  • 「そうじゃないんだよなぁ〜」

  • 「ちょっと伝わってないかも…」

  • 「とりあえず褒められて終わったなぁ」

なんてことを思っているダンサーのお客さまは、結構いらっしゃるのでは。

■普段の活動

ピラティスセッション提供は、兵庫県宝塚市にて行っています。

この地名からご推察いただける通り、クライアントさんのなかにはプロとして活躍される舞台人の方(宝塚歌劇の生徒さん)、
また土地柄バレエ教室が大変多く、プロのバレエダンサーからご趣味でバレエをされている方まで(もちろん、踊りをされていない方も)、とにかく何らかの踊りをされている、身体を使うことをお仕事とされているクライアントさんが大変多いスタジオです。

日々、こういったお客さま方とピラティスセッションをする環境は、そう多くはないと思っています。

また、わたし自身が長らくクラシックバレエ(と、その他いろいろなダンスをちょっとずつ)行っている経験と組み合わせまして、セッション提供しております。 
以上のことから、バレエやダンスをされる方へのピラティスとして、示せることがあるかと思っています。

■解剖学やトレーニングの知識だけでは追いつかない、かも

解剖学やピラティスの細かな知識や情報を発信している媒体やトレーナーさんはたくさんいらっしゃり、選択肢も豊富です。
ですが、いくら解剖学やトレーニング方法の勉強を進めても、それを対象のクライアントさんにしっかりと当てはめ、落とし込まなければ意味がありません。
いや、意味がある方もいると思います。
すぐに実践につなげることが出来るお客さまをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、お相手がプロになればなるほど、感覚的な要素や、解剖学的な範囲から逸脱したポジションでの動作についての理解が絶対に必要になってきます。
「解剖学的にはこうだから!」が通用しない人が出てきます。
通用しない人だからこそ、採用され、重宝され、ご活躍されている。
普通はこうやるけど、こういうダンサーさんだったらこんなのが良いかも、
というようなことがたくさんありますので、経験と実践をもとに、書いていきたいなと思っています。

こちらの活動は、今後メンバーシップ制をとっていきたいと考えています。
(個人を特定するような記載は一切致しません。)
なぜメンバーシップ制としていくか、については、また別記事を用意したいと思います。

この発信はオンライン上だけ、ということでは決して成り立たず、リアルスタジオでのクライアントの皆さまとのセッション時間があるからこその内容です。
オンラインだけで何かが完結する、ということは特にボディワークの面では難しいことだと思います。
日々のお客さまとの時間を大切にしながらも、より実際の経験をもとにした内容をお届けできるようにしていきたいと思います。

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