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【オフィス移転で見落としがち】今のオフィスの原状回復のこと考えれていますか?

この記事は【約7分】で読めます。
記事作成|Naoto Takai


オフィス移転で見落としがちな「原状回復」とは?

みなさんは「原状回復」という工事をご存知でしょうか?オフィス移転のご相談を受けると、たまにこの原状回復がプロジェクトから抜けていることもあります。それは既存のオフィスを、借りた状態に戻す工事です。本日はそんな原状回復を進める際に、注意すべき点知っておくと良い点を紹介します!

【原復】STEP1|解体

解体作業とは、駆体(ビル側の建造物)以外の壁や床、天井の造作物を撤去する工事のことです。入居する際に、ビル側に認められて駆体に穴を開けたり、造作したようなものも「補修工事」として発生します。

【原復】STEP2|仕上げを戻す

「仕上げ」とは壁の表層の仕様のことです。例えば元々ビルが塗装壁であれば、塗装した状態に。クロス(壁紙)で仕上がっていたなら同じ品番の壁紙を貼った状態にするのが一般的です。

【原復】STEP3|設備を戻す

次に設備関係です。主にオフィスでは「電気」「空調」「換気」「防災」などが一般的な設備ですが、場合によっては給排水なども含まれている場合があるので、移転当初の計画をしっかりと確認しておきましょう。

【原復】STEP4|産廃・クリーニング

最後に、産廃そしてクリーニングです。物量にはよりますが解体するものが多いと予算としては膨れ上がる部分になるので事前に見積もりなどとっておくことをお勧めします。

原状回復で注意する3つのこと

原状回復工事は、そもそも把握していない人がいるほど一般的にマイナーな工事内容です。そのため、必要なポイントや注意点などを知らずに業者に一任する担当者も多いです。しっかりとここで要点を抑えて、スムーズに工事が進むようにしましょう!

ポイント1|工事区分を理解すること

「工事区分」というものがあります。これは誰が工事をする範囲か、というものが決まっているんですね。

A工事|ビル側が費用をもち、ビル側指定の工事会社で施工
B工事|お客様が費用をもち、ビル側指定の工事会社で施工
C工事|お客様が費用をもち、お客様指定の工事会社で施工

簡単に整理するとビル(躯体)に関わる工事は「A工事 / B工事」になり、内装と呼ばれる範囲は「C工事」になります。これはビル管理会社によって、ビルごとに工事内容は異なりますので要チェックください。C工事は、予算や納期もお客様に寄り添って調整しやすいので、一般的にはなるべく「C工事範囲」を増やしたいというのが、施主様の意図として強いです。

ポイント2|工事内容を明らかにして予算を抑えること

先ほど明記したように、原状回復のポイントはなるべく「C工事」にしてもらうように交渉することです。壁などの撤去は、おそらく余程大きなゼネコンでなければC工事になりますが、設備関係はB工事に区分されることも多いのでここはプロに交渉してもらうことを、おすすめします。

ポイント3|移転時期に注意する

また移転時期についてですが、原状回復工事期間中は契約期間に入ることが多いです。その時期は、新オフィスが出来上がっていないと新旧ともに事務所がなくなってしまうので、要注意です。

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原復工事は「いかにコストを抑えられるか」

さて、ここまで原状回復工事についてご紹介させていただきましたがポイントは「いかにコストを抑えるか」です。みなさん、予算をかけるならできるだけ、出ていくオフィスより、新しく入るオフィスに回したいですよね。

対策①|工事区分をなるべく「区分C」へ

先ほど明記しましたが、まずは工事内容をできる限り「C工事」にできるようにビル側に交渉しましょう。

対策②|相見積りをとる

次に、各業者さんで相見積もりをとることをおすすめします。内装とは異なり解体見積もりは実際に現地に来てもらうだけで済むので、2~3社見てもらうことをおすすめします。(もちろん弊社でも対応可能です!)

対策③|ビル管理会社への直交渉

最後に金額面の交渉をビル側にしましょう。ここは、なるべくプロに任せることをおすすめします。他の物件の相場や、他のビルで実績のある場合は交渉しやすくなります。

対ビル管理会社とのやりとりはプロに任せる!

私たちは、内装業者としてお客様がなるべく新オフィスに予算を回せるように多角的な視点でプロジェクト全体のコストコントロールを心がけています。ぜひ、お困りの場合はいろんな会社さんとやりとりする手間をとらず、私たちに一括依頼頂けたらと思います!原状回復やオフィス移転は、ぜひプロを巻き込んでやることをおすすめします!

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