ぽっぽラヂオ

鹿児島でPOPPO.(スタジオぽっぽ)という写真館をやってます。お客さんからいただいた…

ぽっぽラヂオ

鹿児島でPOPPO.(スタジオぽっぽ)という写真館をやってます。お客さんからいただいた質問に答えながらラジオ番組みたいな感じにしていきたいと思います

最近の記事

プロカメラマンの奥義

今回は私がプロカメラマンになった最初の頃に先輩カメラマンから教わったカメラマンとしての「所作」についてお話ししたいと思います。 私は鹿児島で写真館をしています。今年で28年目になります。 10年前、息子が18歳の時、写真家を志し私のスタジオに入社しました。 そこで私が息子に伝えたプロカメラマンとしての奥義を書きます。 奥義と言っても「一子相伝」のような大袈裟なものではなく、結局は先輩カメラマンからの受け売りなので隠すようなものでもありません。 ですので私が生きてる間にここに

    • 過去を振り返らない。前を向くとはどういう事か?という話

      【うんこの話】 過ぎ去った過去はどう足掻いても変えられない。 いつまでもクヨクヨ悩んでないで、 そんな暇があるくらいなら「今」を見つめて 「明日」を変えていこう! 前を向いて歩くってそういうこと って誰が言ったんだっけ? 今日は「うんこ」をいっぱい拾いましたw ふくちゃんが来てくれてから毎日お散歩に行くようになりました お気に入りの公園で最近「放置うんこ」を目にすることが多くなっていました 気にはなってましたが、我が子の「うんち」を拾ったら終わり。あとは見て見ぬふり

      • あとどれくらい生きられるか分かったら何がしたいか?という話

        先日お医者さんから「あなたの余命は2年です」と宣告されました。 ・・・・・・・・・。 という設定で毎日を生きることにしています。 なんでそんな面倒くさいことを考えるようになったのか?というと 私の父親が病気になった時、主治医から聞いた言葉に端を発します みなさん、余命宣告についてどう思いますか? 私は余命宣告ってある意味優しいよなぁ?と思っていました。 だって、あとどれくらい生きられるかの目安が示されるわけだから、それまでの間にやりたい事を全部やってその日を迎えられ

        • カビの生えた古い情報はマジで要らない。という話

          プロのカメラマンになって今年で35年になります。 体力も落ちてきてそろそろ引退を意識するお年頃 「若い頃に習得した写真について分かったことを後世に伝えたい」 「後輩たちが苦労しないように自分の知ってることは無償でいいから伝えたい」 とかっていうのを「老婆心」って言うそうんだそうです 「君のためを思って」 「良かれと思って」 「余計なお世話」 「パワハラ」 「モラハラ」 「上から目線」 「マウンティング」 「居酒屋で隣のオヤジが絡んできた」 とも言うかな 私は写真の

        プロカメラマンの奥義

          【プロとアマチュアカメラマンの違いについて、の話】

          プロカメラマンを目指したいという若者から プロとアマチュアカメラマンの違いってなんですか? と聞かれてしまいましたOh~ 私見ですがプロとアマの違いは 「覚悟」だと思います 「これで食っていくんだ」 という強い覚悟 そのために自分の行動をどう組み立てていけばいいのか? 人生の取捨選択を余儀なくされます 背水の陣を敷いて挑まなければ 中途半端な覚悟では競争に弾かれます 日々の積み重ねの先にしかない職業 それがプロカメラマンという仕事だと思っています。 〜〜〜〜〜

          【プロとアマチュアカメラマンの違いについて、の話】

          【どのタイミングでカメラマンを目指したか?の話】

          受験を控えた保護者の方からご質問をいただきました 「ぽっぽさんはいつ頃プロカメラマンを目指したんですか?」 私は小学校6年生の時、担任から修学旅行のカメラ係を仰せつかりました。
その当時は各家庭にカメラはなくて たまたま「カメラが家にあるから」と言う理由からでした。
露出もピントも全てマニュアル設定のカメラで 
しかも初めて使うカメラです 
上手くいくはずがありませんでしたw
 
もちろん修学旅行の記録写真は見事に失敗。 
随行していた地元の写真館のおっちゃんがいたおかげで

          【どのタイミングでカメラマンを目指したか?の話】

          【ぽっぽ的 就職に関する考察】

          就職を再来年に控えた親御さんから 息子さんの就職に関するご相談を受けました。 個人事業者の私に就職の相談はいかがなものか?と思いますが 反面教師といいますか、そういう考えもあるのか? という視点から見ていただければ幸いです 学生時代 「就職について」 学生時代の終わりころ私は就職について迷っていました 就職とは「安定」⇄「自由」のトレードだと思っていたからです 「自由でなくなる」とは (転勤など)行きたくない→行かなきゃいけない。 (世界放浪の旅に)行きたい→行けな

          【ぽっぽ的 就職に関する考察】

          【あいまいな話 ネガティブ・ケイパビリティーについての考察】

          Negative capability ネガティブ・ケイパビリティー  という言葉がにわかに脚光を浴びているそうです なんでしょね、 まあ、私なりの解釈としては 「見て見ぬふりができる能力?」 とでもいうんですかね、 「寛容さ」とか、「赦す」とかそういうことやと思うんです ウィキペディアによると 「不確実なもの、未解決のものを受容する能力」 のことを言うんだそうです それがどした?って話なんですけど 今の時代に多分すごく必要なことなんじゃないか? と思うんです 芸

          【あいまいな話 ネガティブ・ケイパビリティーについての考察】

          【カメラマンは必要な仕事なのか?】

          私はしがないカメラマン 世の中に無くたって誰も困りゃしない あってもなくてもいいようなそんな仕事 今日はちょっとだけ聞いてほしい話があります 消防士・警察官・自衛隊・医療・農業・漁業・ 畜産業・役所・電気通信水道などのライフライン・・・などなど 世の中にはこれがないと困ってしまう! という大切な仕事をしている方がたくさんいます 一方、私のような「写真屋」なんて基本、世の中に無くったって誰も困らない仕事 私は長い間「私は世の中に必要のない仕事をしてるんだ!」 という考

          【カメラマンは必要な仕事なのか?】

          【仲良し夫婦が目指しているところ】

          先日ある方に「奥さんのこと好き好き言ってて恥ずかしくないですか?」 と言われました
 夫婦が仲良くある事を表現するのってそんなに恥ずかしい事なの?? よく 「ウチの愚妻が」とか 「ウチ息子はそんなそんな」 とか謙遜?いますけど あれ、良くないと私は思います 実際にウチの妻はすごく魅力的で、面白いし、賢いし、料理も天下一品です ウチの息子たちは健康だし、学校でも人生でも今まですごく頑張ってきたし、知能は高いし、時代を読む能力もあって、誠実で素晴らしい人物です それが真実な

          【仲良し夫婦が目指しているところ】

          【人生を面白ろするためのキッカケ】

          最近ぽっぽさんたちとっても楽しそうですね と言われました 今日は私たちがどうやって毎日を楽しくしているのか? そんなお話をしてみようと思います 【面白ろするんや】 明石家さんまさんの師匠 笑福亭松之助さんが 道場の掃除ばかりさせていた修行中のさんまさんに対して 「(掃除)面白ろいか?」と尋ね
 「面白ろないです」 さんまさんは答え 『面白ろするんや』と諭された という逸話が大好きです 
何の味気もない日々の掃除、腐ってしまいそうな毎日でも
 考え方ひとつ、見え

          【人生を面白ろするためのキッカケ】

          【寝ている間に考えている写真の事】

          今朝 久しぶりに夢を見ました 写真家の先輩が出てきて一枚の写真を見せてくれました 夜明け前のほの明るい海辺に とある家族がぽつぽつと立っていて 皆それぞれにほの暗い灯りを手にしている その灯りに照らされてかろうじて見える表情はこちらをじっと見つめ 笑うでもなく悲しむでもなく こちらに何かを訴えかけるようなそんな表情 そんな写真を見て私は先輩に尋ねます 「これは何時頃撮ったんですか?」 「どこで撮ったんですか?」 「こんな朝早くに撮ってピントはどうしてるんですか?」 「こん

          【寝ている間に考えている写真の事】

          【相方の好きなところ100】

          お客さんに
「有紀さんのどんなところが好きなんですか?」

 とご質問をいただきました

 えーっと
明るくて、楽しくて、ワクワクして、ケラケラ笑って、すぐ踊り出して、いつもテンション高くて、
けっこう圧が強くて、野ネズミのようにチョロチョロして、好奇心旺盛で、ジッとしてられなくて
すぐ食べこぼすし、すぐなんかひっくり返すし、しょっちゅう窓閉め忘れるし
怖がりで、暑がりで、興味津々で、熱中しやすくて、集中力すごくて
勉強も好きで、歴史も好きで、想像力豊かで、旅の計画を立てる

          【相方の好きなところ100】

          【好きがダダ漏れしてる】

          先日お客さんに
「ぽっぽさんのインスタは有紀さん好き好きがダダ漏れしてますね〜」
って言われました

ダダ漏れしてますか? 
私と相方さんは高校の同級生で 1年生の時から交際がスタートしました 
10年の交際期間を経て25歳で結婚
27歳の時に鹿児島で写真スタジオを起業し現在に至ります ココだけの話、 
私の一目惚れでした

27歳で起業して以来28年間 24時間365日彼女とずーと時間を共に生きて来ました

たまに「そんなに一緒にいてキツくならないですか?」
と聞かれるこ

          【好きがダダ漏れしてる】

          【自分にしか撮れない写真についての考察】

          「自分にしか撮れないような写真を撮りたいと思います」 これが私の写真家としての第一声でした 大阪芸術大学の写真学科を受験した時の面接官に話した言葉です スポーツ新聞でF-1を撮ってた時、鹿児島に帰ってきて写真館を始めた時 私はずっとこの言葉と共に生きてきました 「自分にしか撮れない写真ってなんだ?」 数年前、ヨーロッパの写真祭に挑戦したことがあります 「賞レースで勝って有名な写真家になりたい」 「有名になってお金持ちになりたい」 写真家として活動しているからには

          【自分にしか撮れない写真についての考察】

          【私のバイクCT125に付けている物】

          ぽっぽさん 最近バイク乗ってますか? お客さんに聞かれました 記事にするほどの事もしてないので snsにはあんまり出ませんが ちゃんと乗ってますよー 納車3年でやっと3000km 参考にしたいのでカスタム具合を教えてください 別のお客さんからも聞かれました 荷物入れるBOXやら、風防やらほとんど外してしまって 今はほとんどノーマルですw 使い続けてる物としては サイドバッグ(工具や雨具入れ) ドライブレコーダー(無事故のおまじない) 内側に折れ曲がるバックミラー(林

          【私のバイクCT125に付けている物】