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何を言ってほしいのか考える/考えすぎない
現在、何ヶ所かで研究活動的なことをやっている。
いずれも対面せず、チャットだけでやり取りを進めることが多い。
誰もが積極的に身を乗り出し、それぞれが場を前に進めていく、ありがたいことにそういう場に身を置いている。
自分が「編集者」として、取りまとめを担う場面もある。
そういう中で、
単なる情報の羅列ではなく、プロジェクト独自の「ものの見方」を盛り込んだものを作り出そうとしたらどうしたらいいのか
おいしい、は優しくてフラジャイル
去年の夏、高校卒業以来一度も会えないままベルギーに移住した友人が来日することになった。それで、急遽声をかけた友達数人とランチすることになった。
何が食べたいか聞くと「任せたい」という。
困った。私はハレの日に相応しいレストランをほとんど知らない。
それで、絶対知ってそうな友人に相談したところ、
「ここに載ってるお店から選ぶのいいのでは」
と送ってくれたリストサイトが「ビブグルマン」だった。
ミシュ
新しくきたものが今の正解
バイトも打ち合わせも授業も在宅同士の
親子2人の夕ご飯は、鯵の刺身と野菜炒め。
野菜炒めは息子作だったけど、写真撮る前に速攻食べられてしまいました。
「ごはんどうする?回転寿司かラーメンいく?」
「うちがいい」
「じゃなんかお刺身とご飯?」
「いいね!」
というやりとりは全てスマホで。
すぐそばにいるけど、zoomやってる可能性があるので、ドアはノックしない。
若い子はネットでつながると話が
三菱一号館美術館の「上野リチ」展へ
色、線、モチーフ、何もかも、初めて見るのに懐かしくて好きすぎる。
ウィーン生まれのリチ(フェリーツェ・リックス)さんはウィーン工房にいたデザイナー。
染色、織、服飾からインテリア、七宝の小物入れまで、着想から図版化、そして製品化まで全工程をカバーできる、多才で多作な方だった。パワフル。
建築家の上野伊三郎さんと結婚して日本に来て、戦時中は満州へ。
その人生にはリチさんなりのアップダウンがあった