きらめき
永遠につづくかに見えたいつもの日常が、終わることになりました。
いつまでもつづくものと思っていたけれど。
いつも帰りに寄っていたスーパーに行けなくなるし、馴染みのお店にも、そんなに行けなくなります。こんなにも、日々がかけがえのないものだったなんて。
今までだってそうだったはずなのに、不思議です。
終わりがあるから、有り難みがわかるんですね。
「いつまでもつづく」「いつでもある」と思っているときは、有り難いなんて思いませんでした。文句を言ってみたり。
この世とさよならするときって、こんな気持ちなのかな。「ぜんぶありがとう!」って。あのときは気がつかなくてごめんね、って。
何事も、かならず終わりがあるんですね。
何気ない日々をたいせつにしよう。のど元過ぎると、すぐ忘れてしまうから、心に刻もう。
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