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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト

復讐の炎がファミリーを襲う!!



ドミニクはレティと幼い息子のブライアンの3人で静かに暮らしていたが、彼らの前に未だかつてないほどの破壊的な敵が現れる。

ダンテ(ジェイソン・モモア)はかつてドミニクたちがブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子であり、家族も未来も奪われた代償を払わせるため、復讐の炎を12年間燃やし続けていたのだった。

ダンテの陰謀により散り散りに仲を引き裂かれる“ファミリー”たち。

そしてドミニクが愛する全ての者を奪おうとするダンテが最後に向けた矛先は…果たしてファミリーの運命は?!

大好きで大ファンなシリーズ、今回もまた『復讐劇』なのですが、麻薬王レイエスの息子です。でも単なる悪党ではなく、キャラクターが実にいいですね、腹も立つけどなんだか憎みきれないいいキャラクターです、役者さんのジェイソン・モモアさんがほんと素晴らしい演技をしてくれています。

このシリーズはちょいちょい中だるみがあるのですが、今作は無し!テンポが最初から良くてまさにロケットスタート!そしてずっとクライマックス!終始クライマックス!鳥肌立ちまくりの長い魅せ場は呼吸するのを忘れる程凄くでカッコイイ。そしてまくし立てるような音響!これは本当に凄すぎる、ボキャブラリーが貧困で申し訳ないのだが、カッコイイとはこういう事を言うんだという見本である。勿論感じ方は人それぞれであるが、これを面白くない、つまらないと言う人が世の中にいるのかな?と疑問に思う程最高である。当然演出だから『うそでしょ!!!!』はあるさ、それが映画だよ、現実には出来ない事を映画では出来る、人の夢であって希望、そして浪漫なのだ、そういう部分に逐一ツッコミ入れる人とは仲良くなれないし、二度と観ないで欲しいし、一生ワイスピを語らないで欲しい。

サプライズ的なファンへのプレゼントのようにお馴染みのキャラクターが仲間になる演出は最高しかない。撮影の仕方もドローンからのカットインの連続、追うカメラ、迎え撃つカメラ、並走、素晴らしく熱くスピード感、迫力、何を取っても極限まで絞り切って削り落として研ぎ澄ました鋭利な先端の様な映像に寒気がする。

辛いシーンもあるが、伏線も残していて次回も楽しみ。

2023今年の私の最高傑作

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