studio ALMA

子どもも大人も楽しめちゃうオリジナルの舞踊劇を創作しているスタジオアルマ。そんなアルマ…

studio ALMA

子どもも大人も楽しめちゃうオリジナルの舞踊劇を創作しているスタジオアルマ。そんなアルマの劇団員・平山泉が、劇団のあんなことやこんなことをつづります!

最近の記事

ALMAの発表会 vol.1

こんにちは! 実はstudioALMAは今、発表会へ向けて各自お芝居に取り組んでいます。 写真は芝居の稽古で亀井奈緒主宰がアドバイスを送っているところです。 これまでALMAの稽古については主に踊りのことをお伝えしてきました。 芝居もそうですが、特に踊りの訓練には時間がかかります。 踊りの経験がない・浅い劇団員がほとんどでしたから、 柔軟や筋トレ、クラシックバレエ・モダンバレエの基礎訓練に これまで時間を割いてきました。 そこで、今年3月の公演を終えてから、「芝居」

    • ALMAのイベント

      今回は、studioALMAはこんな活動もしています!というところを書きますね。 去る9月8日日曜日の真っ昼間。東京・淡路町の複合施設「ワテラス(WATERRAS)」前にALMAの面々が集まりました。 「かんだ文化芸術プロジェクト」の活動に参加してイベント「ワテラスキッズ」の一つとしてワークショップをするのです。 ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥…… 芝生の上に「かーびー」こと星野諭さんが「移動式あそび場」を開設。子供たちが続々集まってきまし

      • ALMAのOFF

        studioALMAのメンバー紹介や公演、稽古についてつづってきましたが、 今回はちょっと番外編。 ALMAの夏休み――ではないけれど、 納涼会を開いたので、ご紹介します。 夏真っ盛りの8月中旬、それも真っ昼間、千葉県某所に ALMAのメンバーが集まりました。 寺前幸胡・劇団員の自宅に、お母さんの恵子さんが招待してくれたのです。 ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥…… 思い思いのお土産はお酒、お酒……それと卵たっぷりのバウムクーヘン。 恵子さ

        • ALMAの稽古vol.7

          studioALMAの日ごろの稽古についてお伝えしようと始めた「ALMAの稽古」。 前回はルーティンの稽古、バーレッスンを紹介しました。 たとえ公演直前で踊りの稽古が厳しくなってきたとしても、まずは 「プリエ」などをしないと始まりません。バーがない稽古場でも 壁を頼りにプリエを行います。 また、マーサ・グラハムという人が作った「コントラクションアンドリリース」を必ずやります。 呼吸、手足の先まで全身を使う姿勢 ――踊りに大切な要素が詰まっています。 ‥‥……‥‥‥‥…

        ALMAの発表会 vol.1

          ALMAの稽古vol.6

          studioALMAの日ごろの稽古についてお伝えしようと始めた「ALMAの稽古」の第6回。 この春に初の試みとして創作の課題があったので、 5回目まで創作の紹介が続きましたが、 今回は日ごろの基礎、ルーティンの稽古の話をしましょう。 基礎あっての舞踊劇ですから。 ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥…… バレエのレッスンでバーを使っている場面を見ると思います。 ALMAの稽古でもバーレッスンは欠かせません。 小泉憲央主宰の指導の下、さあ、みんな

          ALMAの稽古vol.6

          ALMAの稽古vol.5

          studioALMAの劇団員に課された「桜」をテーマとした踊りの「創作」。 最後は小高愛花作「思い出と桜」です。 ショパンのエチュード「エオリアン・ハープ」の 流れるようなピアノの音色とともに、愛花さんが優しい笑みを たたえて現れます。 風に舞うように軽やかに回ったかと思えば、今度は植物の芽吹きのように 伸びていきます。 まるでつぼみが膨らみ、花開き、風に乗って舞い上がるようです。 愛花さんの表情と舞から、ともに思い出をたどるような気持ちになります。 どんなすてきな

          ALMAの稽古vol.5

          ALMAの稽古vol.4

          studioALMAの劇団員に課された「桜」をテーマとした踊りの「創作」。 今回は亀井奈緒作「evocación」を紹介しましょう。 奈緒さんの立ち姿が既に物語のスタートを予感させます。 「Evocación」のもの悲しい旋律が流れると、くずおれ、立て直し、 柔らかく繊細に手が動きます。 何かを求めて、つかもうとして、崩れ落ちる。つかんだものを大切に抱き、 離れ、求め……どうにも届かない、どうにもならない哀切。 ギターの調べとともに、彼女の物語は終わりました。 ‥‥…

          ALMAの稽古vol.4

          ALMAの稽古vol.3

          studioALMAの劇団員に課された「桜」をテーマとした踊りの「創作」。 今回は寺前幸胡作「踊る花びら」を紹介しましょう。 「What A Wonderful World」が流れると、 ゆっくり起き、立ち上がります。 柔らかく手を上げてターン、軽やかに跳び、そして、 手と全身が風に舞うように……降りていきました。 ああ、跳ぶところは、クジャクのポコが優雅に踊っているときのよう。 昨年3月公演の可愛いポコちゃんでなく、今年3月公演の優雅なクジャク・ポコ。 今年、小学

          ALMAの稽古vol.3

          ALMAの稽古vol.2

          studioALMAの劇団員に課された「桜」をテーマとした踊りの「創作」。 今回は催花もえな作「雨と桜と風」を紹介しましょう。 かすかな音楽とともに、もえなさんが動き出します。 もえなさんの、あの、しなやかな動き。 そう、昨年3月の公演でクジャクを演じていたときの 柔らかな羽や首の動きを思い出します。 大きな木から、音楽に乗って軽やかに、花びらが風に乗って舞うよう。 稽古場を広く使い、全身で動き―― 最後は音楽とともに地面へ花びらがおさまりました。 ‥‥……‥‥‥‥

          ALMAの稽古vol.2

          ALMAの稽古vol.1

           studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」は3月29日に終えましたが、 それで「終わり」ではありません。更に歩んでいくALMAです。   しばらく公演はありませんが、稽古の日常が戻ってきました。   そんな中、先日は初めて劇団員に踊りの「創作」を課されました。   好きな音楽を使ってそれぞれ舞踊を考えるのです。   初心者なので「1分程度」の短いものでよいから、考えてごらん……。 ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥…

          ALMAの稽古vol.1

          ALMAの公演!vol.6

          3月29日に終えた studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 についてお伝えする6回目です。 今回は動物の動きや音楽についてお話ししましょう。 人間である私たちが動物を演じるって、どういうことでしょう。 体長も骨格も全く違うのですから、とてもまねなんかできない……。 それでも、馬に、ゴリラに、キツネに、クジャクに、ニワトリに、 ハイエナに――見える、感じさせるような動き。 動きをそれぞれ追究して、舞台で躍動しました。 例え

          ALMAの公演!vol.6

          ALMAの公演!vol.5

          3月29日に終えた studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 についてお伝えする5回目です。 今回は衣裳についてお話ししましょう。 団長以外、動物しか出てこないサーカス団物語。 「動物をやる」というと、着ぐるみを着るのか?とか 動物の面を着けるのか?――などと思うかもしれません。 けれど、普通の洋服です。このまま町に出ても (ちょっと変わった人と思われるかもしれないけれど) 問題ありません。 ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥

          ALMAの公演!vol.5

          ALMAの公演!vol.4

          studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 を3月29日に無事終えました! 満員の観客の方々の前で、みんな思いっきり踊りました。 ご来場くださった皆さま、ありがとうございました! ニワトリのサワコ役だった筆者は急に現実に引き戻されたようでぼうぜんと……している暇もなく、 公演のため休んでいた間に積み上がった仕事に追われています(@@;) ‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥‥……‥‥‥…… 埼玉県所沢市の所沢まちづく

          ALMAの公演!vol.4

          ALMAの公演!vol.3

          3月29日に迫った studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 についてお話しする3回目です。 前回は舞踊劇ってどんなものかということと、 studioALMAの今回の公演はサーカス団の物語で、 動物たちが登場するということをお話ししました。 サーカスを見たことはありますか? どんな動物がいましたか? 流れ星サーカス団には、 馬、ゴリラ……なぜかキツネ、クジャク? ニワトリ? がいます。 優しい母馬と子馬、仲がよくてユーモラ

          ALMAの公演!vol.3

          ALMAの公演!vol.2

          3月29日に迫った studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 についてお話しする2回目です。 「舞踊劇をしています」と言うと 「何? 舞踊? 日本舞踊?」 「ミュージカル?」 などと聞かれます。 それに、初回も書きましたが、 「舞踏劇」と書かれることもあります。 何しろ私は校閲記者なので、そこは速攻 「舞踊です」と言うのですが、どう違うか……。 これが意外と説明しにくいのですが、 使い方ははっきり別です。辞書の用例を見れば、

          ALMAの公演!vol.2

          ALMAの公演!vol.1

          こんにちは!  studioALMAの平山泉です。 ALMAの紹介をしたくて、これまで劇団員のことを一人一人書いてきましたが、今回からは3月29日に迫った公演についてお伝えしますね。 その名も studioALMA所沢出張公演 「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」 です。 故郷・所沢の方々に届けたい! 劇団共同主宰、亀井奈緒の出身地である埼玉県所沢市で公演をすることになりました。 スタジオアルマの舞踊劇鑑賞実行委員会の主催で、所沢市と同市教育委員会の後援

          ALMAの公演!vol.1