伊達なKOB

KOB企画とは?

皆様、初めまして。 KOB企画の T.H と申します。

初投稿では、studio NOYAMAH から KOB企画 になるまでのお話をしたいと思います。

大学入学後、シンガーソングライターの母の仕事をサポートするためにDTMを独学で勉強し、音楽制作専門グループ『studio NOYAMAH』を2006年に発足させました。

当時は母の制作した楽曲のデモテープを制作することと、楽曲アレンジをする活動がメインで、今のようにブログやYouTubeで楽曲の紹介などは行っていませんでした。

2011年3月11日、東日本大震災で発生した津波により、私の出身地である宮城県七ヶ浜町は甚大な被害を受けました。

その年の5月、YouTubeへチャンネル『studioNOYAMAH』を開設し、第一弾として七ヶ浜町の復興を願い『ふるさとは心の中に(七ヶ浜)』を投稿しました。

2012年の冬、ある方のディナーパーティーで母は運命的な出会いをします。

それはステージの上で歌う、お世辞にも歌の上手ではない老人たちでした。

「自分にはできないから、代わりに彼らの歌を作ってみないか?」、とそのパーティーの主催者から声がかかり、KOB企画の代表が作詞を行い母が作曲することになりました。

これが宮城のシニア・アイドルユニット『伊達なKOB』の誕生する瞬間でした。

2013年4月12日、伊達なKOBは『この世を花に』でデビューしました。

デビューしてすぐに問題になったのは彼らのプロモーションでした。

パソコンやスマートフォンを使って自力で宣伝活動を行うことは、高齢者の彼らにとって本当に難しいことでした。

母から相談を受けた私は『伊達なKOB公式ブログ』の開設やYouTubeへの動画投稿を提案し、今まで音楽制作だけで活動していた『studio NOYAMAH』にアーティストのプロモーション活動を支援する活動を追加した『KOB企画』を2013年に立ち上げました。

KOB企画の運営は若者の視点、中間層の視点、高齢者の視点の3世代で様々なアイディアを出し合い、お互いに気づかなかったことや、できないことを補い合って日々活動しています。

KOB企画の活動を通じて、世代間交流の重要性を私はいつも感じています。

地方在住の高齢者が、東京のライブハウスで歌を歌ったり、全国ネットのテレビ番組や雑誌で特集記事を組まれるなんてことは、伊達なKOB結成当初は誰も考えもしていませんでした。

今後も自分たちの直感を信じ、感謝の気持ちを忘れずにKOB企画は邁進していきます。

noteでは、KOB企画の活動を通じて感じたことを中心に投稿していきたいと考えておりますので、皆様よろしくお願いいたします。


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