Kの向くままにおススメ映画『ヒッチャー』短文紹介

【ディズニーから来た(？)恐怖映画】　　

テキサスのハイウェイで車の長距離陸送をしている青年ジムが、ジョンと名乗るヒッチハイカーを乗せた事により怖ろしい事態に巻き込まれる不条理スリラー。
冒頭、ジョンを乗せたジム。
しかし、ジョンは助手席から突然ナイフを突き付けてジムにこう言います。

ジョン：「目玉を突き刺すとどうなるか、知りたくないか？」
ジム　：「、、何が望みだ、頼む、どうすれば…」
ジョン：「こう言え。」
ジム　：「…分かった。」
ジョン：「こうだ。《僕は__》」
ジム　：「《僕は__》」
ジョン：「《死にたい。》」
ジム　：「…ぅ、ぁ………」
ジョン：「言えよ。」
ジム　：「…言えない……」
ジョン：「言えるさ。」

絶体絶命！どうすりゃいいの！？
奇跡的に切り抜け、中盤からは可愛らしいヒロインの登場で少しは癒されるのか、と思いきや…まさかそんな事になるとは…。
助かるよね！？助かるんでしょ？？唯一の女性キャラだぞ！！！

ジョン役ルトガー ハウアーの映画と言って間違いない、異常な独壇場。人間凶器。伝説のレジェンド。この役の他の候補にはデヴィッド ボウイやテレンス スタンプなどが挙がっていたそうですが、それだと全く別の映画になっていたでしょう。どれも観てみたい気はしますが、今となっては『ヒッチャー』＝「ルトガー ハウアー」以外は考えられませんね。

そして、Kはカーチェイスに全く興味がないのですが言わせてください。本作はCGなしとか。まあ、この時代のは全部そうなんですけど。役者もスタントマンもカメラマンもみんな命懸け。命の安全が保障されてる撮影では出ないよね、この本物の緊迫感は。

捜査官 ：「出身は？」
ジョン ：「ディズニーランド。」

ディズニーに『ヒッチャー』のアトラクションができても絶対乗らん。

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