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Studio One 6 操作ガイド 前書き どんなガイドブックを作ろうか?

皆さんこんにちは、ケイです。
本日は前書きとして、僕がどんなガイドブックを作ろうと思っているかを皆さんにご説明したいと思います。


せっかく作るなら他とは一味違うガイドブックにしたい

このStudio One 操作ガイドというマガジンでは今まで5つの記事を上げてきました。この5つは基本的に、まずStudio Oneを使っていく上での準備ですから、ガイドブックの中では「準備編」にあたります。したがって、ここからがこの操作ガイドの本番に入っていくわけです。
じゃぁ、ここからどんなガイドブックを作るべきか、ということについて記事を書きながら自分の頭の中も整理して、ついでみ読者の皆さんのご意見も伺ってみたいと思います。何かご意見がありましたらぜひコメントくださいませ。

さて、僕はせっかくガイドブックを作るなら他とは一味違うガイドブックにしたいと思っています。世のガイドブックを見ると、すごく内容が整理された体系的な内容になっていますよね。いや素晴らしい。
でも実は、この体系的に中身が整理されているということが、ある人たちにとってはガイドブックを難しくしているのではないかと想像しています。

そもそも、ガイドブックを必要とする理由は突き詰めて考えると、「わからないから」ですよね。でも私がDTM講師を務めていて感じるのは、その「わからない」は人によって違う、つまり「わからない」にはいくつか種類があるんじゃないかと思っています。今回のガイドブックはこの「わからない」の種類に合わせた中身、構成にしようと考えています。

第一章 何がわからないかがわからない人のため

一つ目のわからないは「何がわからないかがわからない」という種類です。
こういう方には、Studio Oneにはどういう機能があり、それはなんの目的で使うもので、それはどこを開くと出てくるのか、というような全体にわたる基本的な機能説明が必要だと思います。だから重要なのはStudio Oneというソフトの全体像が理解できるような説明から入ることです。これがないまま個別の機能説明を始めても、きっと何を言っているかがわからないでしょう。

こういう方々はもちろん専門用語がわからないし、音楽を作るにはどういう工程があるのかとか、その時にどんな問題があるのか、どんな解決方法があるのかもわからないわけです。だから、極めて一般的な言葉を使って、自然にStudio Oneの全体像や基本的な機能説明を、図解して説明していく必要があると思っています。

第2章 仕組みがわからない人のため

二つ目のわからないは「仕組みがわからない」という種類です。
こういう方は一つ目の方々よりは理解が深いですが、DAWの基本的な仕組みや音楽製作の流れまではまだわからない方々なので、仕組みと流れをしっかり説明することが重要だと思います。

こういう方々に対してはStudio Oneというソフトはどういう構造になっているのか、音はどこで発生していてい、どこを通ってどこに集まるのか、というふうな構造や関係性を図解して説明することが必要だと思います。一般的な言葉や概念図を使ってイメージを伝えることで理解が深まると思いますが、先を見据えて専門用語を覚えていただくような解説も必要になってくると思います。

第3章 機能と操作方法がわからない人のため

三つ目のわからないは「機能と操作方法がわからない」という種類です。
こういう方は過去にもご自分で音楽を作った経験を大なり小なり持っておられて、基本的な仕組みやツールを理解していたり、きっとこうだろうと想像できたりする方々です。専門用語もある程度理解されていると思われます。したがって単に、Studio Oneという新しいツールの使い方がわからないだけなので、その部分をしっかり説明することが重要だと思います。

ここは一般的な解説ガイドブックと同じような構成で良いと思います。知りたいことをいかに探しやすいページ構成を作るか、というようなところが鍵になってくると思いますので、手探りしつつ進めていこうと思います。

第4章 実践の中での使い方がわからない人のため

四つ目のわからないは「実践の中での使い方がわからない」という種類です。
こういう方々は、例えばイコライザーの使い方はわかっても、実際の音楽制作の中で各楽器にどのようにイコライザーを使えばいいかがわからない、という方々です。こういう方々が知りたいのは実はStudio Oneの機能解説そのものではないので、その部分の解説を今回のガイドブックに含めるべきかどうかは正直迷うところです。

もし含めるのであれば、チュートリアルのような章にするのがいいのかなと現時点では考えていますが、チュートリアルって応用が効かないので僕はその効果には懐疑的なんですよね。そして量的にはそれだけで1冊になってしまうくらいのボリュームになってしまうと思います。正直悩むところです。

第5章 より良い使い方がわからない人のため

五つ目は「より良い使い方がわからない」という種類です。
こういう方々はDAWの操作には詳しく、ご自分で使いこなして曲を作ることもできています。しかしそのやり方は自分流で出来上がってしまってしまっており、決まった機能しか使っていない。でも実は自分が知らないもっと効率的な方法、効果的な方法があるんじゃないか、それを知りたいという方々です。

こういう方々には「コツ」とか「あまり知られていない便利機能」というような、ノウハウ的な情報をしっかり説明することが重要だと思います。どちらかというと目立たずあまり知られてない機能をご紹介する感じになると思われます。

全体として、重複する方法や上級者向けの内容をあえて削る

基本的には初心者から中級者にかけての内容に絞り、できるだけ重複するような説明を減らした構成したいと思います。例えば一つのことをやるのに、A・B・C三つの方法があるとして、これを全部説明するのではなくて一番簡単でわかりやすいAに絞って解説する、という感じです。
また、上級者しか使わないような高度でマニアックな機能や使い方の説明は同じように省こうと思います

その理由は、ガイドブックを必要とするような方々はStudio Oneを使い始めたばかりか、使っていく中で苦戦しておられる方々だと思うので、そういう方々に不要な多過ぎる情報や、高度でマニアックな情報がたくさん載っていると、その方々が必要な情報を検索するのにかえって邪魔だと思うからです。

いかがでしょうか?
こんな感じでこれから執筆をスタートしていこうと思いますので、皆さんのご意見をいただけるとありがたいです。

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