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DTMって稼げるの? DTMでの副業にはどんなものがあるの?

みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?

僕は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。

今回は、会社員がDTMの副業で稼ぐにはどんな仕事があるか、についてお話ししてみようと思います。僕はフリーランスになる前、会社員をやりながら副業でいくら稼げるか試すことで、自分がフリーランスとしてやっていけるのかを測りました。
そういう意味では、副業は最後にはフリーランスへの道にもつながっているといえるでしょう。

音楽の制作受託で稼ぐ

会社員で平日夜と休日だけでも、実力があってうまくやれば副業でも月2万~3万円くらいは稼げるのではないかと思うのがこの製作受託です。知名度がないなら初めはある程度の集客をしてくれて、しかも無料で始められるココナラを活用するのがいいと思いますが、稼ぐにはやっぱり実力が必要です。
僕がやってみてDTM技術的に一番簡単で副業に向いていると感じる受託は、、、

歌ってみたのミックスがとっつきやすい!

と思います。そして依頼者さんもたくさんいるようです。
これは作曲や編曲といった高度な音楽知識が必要なものに比べたら比較的簡にやり方を学んでいけると思いますね。
でも覚悟してほしいのは、、、

歌ってみたミックスの受注単価はすごく低いです!

作曲、編曲、オリジナル曲のミックスなどの方が要求される技術レベルも高い分単価も高いですが、単価に見合った実力を要求されますし制作に時間もかかります。
だから単価は低くても、会社員の副業はハードルが低くて所要時間の少ない「歌ってみたのミックス」から入ることがおすすめな気がします。
ただし、、、

ココナラは、受注実績0→1のところが一番ハードルが高い!

だからそこを乗り越えるために単価の低い歌ってみたミックスを、さらに単価をかなり下げて価格で勝負しないと初受注は取れないと思います。ここで最初の仕事を取り、認知され、リピーターがついてくるまでは時間がかかります。ここで心折れないようにしたいですね。

その上22%の販売手数料を差し引かれる!

だから、かなり短時間でサクッと製作・納品できるスピードがないと平日夜と土日をつぶしても稼げる金額は限られてしまいます。

オンラインDTMレッスンで稼ぐ

かなりの実力者である必要はありますが、Zoomなどを使ったオンラインレッスンも平日夜と休日だけですが、うまくやれば月2万~3万円くらい稼げるかと思います。

これがいいのは、レッスンの空き枠時間を自分の都合で設定できるので、平日夜や休日の空き時間で効率よく稼げることです。そして自分で集客できるならば、製作受託などに比べれば時間単価を高く設定できます。
その代わり、DTM以外にもパソコンやZoomの知識が必要だったりと広い知識が求められます。さらに人によって難しいかもしれないのは、、、

対人スキルこそ重要なスキルだということ

DTMスキルやその周辺について何を聞かれてもある程度こたえられるの専門知識もさることながら、教える生徒さんの立場に立って考え、対応できる対人スキルが欠かせないので、音楽的スキルが高くても、コミュニケーションが苦手な方にはお勧めできないかもしれません。

知名度がない人は集客が難しいので、最初は無料で始められるストアカなどのオンラインレッスン提供サービスを利用するのがいいかもしれませんね。もちろんココナラでも始められます。ただしそうすると、、、

集客の対価として10%から30%の手数料を取られる

はい。知名度がない会社員の辛い所ですよね。でもそこからコツコツと始めていくのが堅実と思いますよ。

DTM教材の販売で稼ぐ

人と直接話すのが苦手であれば、動画教材を作って販売するという手もあります。Udemyなどのオンライン学習サービスを使うのがいいと思います。

これも相当の実力が必要ではありますが、これのいいのは一旦動画教材を作ってしまえば、自分の時間を切り売りする必要がなくなることです。極端な言い方をすれば、、、

自分が寝ている間にも教材が勝手に売れてお金を運んできてくれる

ということですかね。
だから前提として、優れた動画教材を作れる技術や知識があるかかどうか、が大事です。
でもそういうものがあなたの中にあるとして、動画制作というのはただでさえ時間がかかりますし、効果的なコンテンツを作ろうと思ったら、台本の練り込みも含めて相当な時間がかかるでしょう。
だから問題は、、、

会社員が平日夜と土日だけでそういう教材を作る時間を確保できるか?

ですね。僕の場合はYouTubeの動画制作もあったので「難しい」と判断してチャレンジしませんでした。

製作した音源の販売で稼ぐ

例えば、自分のオリジナル曲をTune Core Japanなどを通じて各種ストリーミングサービスで全世界相手に販売することは、今や誰でもできるようになりました。自分の楽曲に絶対の自信があるのならこのやり方もいいかもしれません。
ただしこれは出品するにも年間いくら、というような費用が発生しますし、相当な再生数がないと副業といえるような収入にはならないでしょう。
具体的には、、、

僕レベルだと赤字にはならない、という程度の売り上げに過ぎません

だから、これで月に何万円も稼いでいく、というのは簡単ではないです。

自分のオリジナル曲というより、BGMや効果音などを作って販売する、というやり方もあります。例えばAudio Stockなどで販売するやり方ですね。
この場合はスキルもそうですが、自分の好みというよりはニーズがありそうな音楽や効果音を作る、というマインドが必要になります。
そして売り上げを上げるためには、登録する数がものを言います。まず100曲・100効果音、そんなところがスタートラインになるかと想像します。

多分このタイプの副業はたくさん作れるかどうかで決まると思います

私自身はこの稼ぎ方を体験していないので具体的なことはお話しできませんが、制作受託に比べると同じ曲を複数の人に売ることが可能でしょうから、ユーザーのニーズに合ったものをコツコツと作り続けることができれば、いつかそれなりの副業になるかもしれませんね。

はい、いかがでしたでしょうか?
もちろんこのほかにもDTMでの稼ぎ方はたくさんあるのですが、今回は代表的なもの4点をご紹介しました。
稼ぎ方や稼げる金額は人それぞれですので、参考程度に読んでいただければと思います。

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