#34: 新米アカペラースタートダッシュ~マイクを制すものはライブを制す~
こんにちは、もりーです。
今年の春からアカペラサークルに入ったあなた、おめでとうございます!
アカペラは人数や声のバランスなどが重要なため、マイクの使い方はとても重要です。
この記事では、アカペラ初心者でもわかるようにマイクの基本的な使い方を解説します。
また、カラオケマイクとの違いについても触れます。マイクを上手に使いこなし、アカペラの魅力を存分に引き出してください!
アカペラをやる=機材を使うということ
アカペラのライブではマイクは必要不可欠
アカペラサークルの新歓ライブを覗きに行くと先輩たちが代わる代わる色んな歌を歌っています。
その際、大きなスピーカーやマイクといった音響機材を利用しています。
これは、アカペラという人の声だけの演奏には必要不可欠なものです。
今この記事を読んでいるあなたも入部すると2ヶ月後くらいには同じ機材で演奏することになります。
マイクを使うというのは簡単に見えて、実際にやってみるとなかなか難しいです。
そこで、この記事を読んでいる皆さんにマイクの基本的な使い方をサクッと解説していこうと思います。
マイクについて
一番使うやつ
画像にあるこのマイクが今後4年間基本的にどこに行っても使うことになるマイクです。
Shure(シュアー)という会社のSM58(えすえむ ごじゅうはち)と言います。サークルや地域、界隈によっては「ゴッパー」と言ったり、「ゴッパチ」と言ったりします。
基本的にどのサークルにもどのスタジオにもどのライブハウスにも常設しているマイクです。
このマイクはいわゆる「普通のマイク」なので、マイクの頭頂部からの音を拾いやすく、口をマイクに近づけると迫力のある音になります。
マイクの使い方
「マイクに声を入れる」という行為は簡単に見えて意外と難しいです。
カラオケや文化祭など、マイクを使うシーンは多々あったと思いますが、それが正しかったか?と聞かれると不安になってくる人が多いです。
ここからはいくつかのマイキングにおける鉄則を3つご紹介します。
これらをしっかりと意識できるかできないかでライブのクオリティや、その前後のリハーサルのクオリティをグッと改善できるのでしっかりと覚えましょう。
鉄則1 マイクは口に近づける
ボーカルとして演奏する際はマイクは基本的に口に近ければ近いほど良いです。声のボリュームを変えてもしっかりと全ての音をマイクが拾ってくれるからです。
一般的なコーラスなら、指2本分くらい、遠くても握りこぶし1個分以内の距離にマイクを持ってきましょう。
鉄則2 マイクは真っ直ぐ持つ
マイクはなるべくしっかりとブレないように構えましょう。
口の横に逸れたり、下がったりしないよう自分がマイクの頭頂部に音を入れているという意識をしっかりと持つことが大切です。
鉄則3 マイクを叩かない、落とさない
これは「したほうがいい」ものではなく、「絶対にしてはいけないこと」です。
カラオケなどでマイクがONになっているか確認するためにマイクを叩く癖がある人も多いと思いますが、あれは音響機器に対して甚大なダメージを与える可能性があるので、サークル機材(みんなの機材)を壊す可能性がある行為は絶対にやめましょう。
マイクが入っているか確認したいときは、マイクのグリルを爪でひっかくといいですよ!
また、マイクを落とすと、音響システムに対するダメージももちろんですが、マイクのグリル部分(網の部分)ヘコみます。マイクがダサくなるので絶対にやめましょう。
まとめ
サクッとマイクに関する解説を行いました。
マイクはとても奥が深いので今回はこの当たりで止めておきます。
マイクの持ち方の意識一つでかなり演奏のクオリティには差が出るので是非意識してマイク練習に励むようにしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました、もりーでした。