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野球いじり 2nd Season

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MLBのStatcastデータを分析したものをアップします。
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#データ分析

平均球速と球速のばらつき

 前回は平均球速と平均だけでは見えなくなってくる要素もあるのでは?という内容でした。  …

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平均球速について

 森本崚太氏の著書『野球データ革命』には、“変化球はフォーシームとの球速割合が重要”とい…

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投手から見た打球の距離とHR

 前回の分析では、大谷翔平選手の投手のデータから、打球の距離からHRとなる期待値を求め、そ…

投手から見る打球の距離とHRの関係 2021年大谷翔平編

 これまでの分析では、打球の距離からHRになる期待値を求め、このHRの期待値の性質を検証して…

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シーズン間のHRの変化と球場の影響

 前回の分析では、Khris Davis選手とMike Trout選手の2018年と2019年のHRについて、球場の影…

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Khris DavisとMike TroutのHR期待値と球場の効果

 前回の分析では、Khris Davis選手とMike Trout選手の打球の距離から求めたHRの期待値を2018…

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Khris DavisとMike TroutのHR期待値の変化

 前回の分析では、HR期待値の分布のシーズン間の変化の特徴を分析しました。  その結果、前年のHR/FB(*)が10.0%を超える高い成績を残した打者は、翌年は90%以上のHR期待値の割合が低下するということがわかりました。  90%以上のHR期待値の飛球というのは、ほぼ文句なしの一発と呼べるもので、そうした打球が減少するということは、前年が出来過ぎたことに対する揺り戻しの効果ではないかと考えられます。  今回は、前回の分析で前年(2018年)にHR/FB(*)が10

HRの期待値のシーズン間の変化

 前回の分析では、打球の距離から求めたHRの期待値の分布を確認しました。  今回はこのHR…

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打球の距離によるHRの期待値とその分布

 これまでの分析では、大谷翔平選手、Vladimir Guerrero Jr.選手、Salvador Perez選手の打球…

Guerrero Jr.選手とSalvador Perez選手の打球の距離とHR 2021

 前回の分析では、2021年の大谷翔平選手の打球の距離とHRの関係を集計しました。  この結果…

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大谷翔平選手の打球の距離とHR 2021

 これまでの分析では、打球の距離とHRの関係をMLBの球場ごとに求めてきました。  今回はこ…

球場ごとに見る打球の距離とHRの関係 2018-2021

 以前の分析では、MLBの球場ごとに打球の距離とHRの関係を求めました。  このデータは2021…

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2018年のHeath Hembree投手のスライダーとカーブ

 前回は『アメリカン・ベースボール革命』のエピソードに出てきた、2018年のJoe Kellyのスラ…

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2018年のJoe Kelly投手のスライダーとカーブ

 今回は『アメリカン・ベースボール革命』という書籍に気になる記述があったので少しデータを見てみたいと思います。 2018年のJoe Kellyのシーズン中の変化 面白い本ですので一読を勧めますが、今回はエピローグに登場する2018年のJoe KellyとHeath Hembreeという2人の投手の変化球について着目していきます。  2人はスライダーを得意とする投手だったのですが、シーズン中に次第にフォームが変化し威力が落ち始めます。 「4月に投げていた球は大きく曲がって