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お金について②【Hiro's Subject】

(前の記事)お金について①
https://note.com/strugglewithlove/n/na7aca06625cf

同じことをするんだが、こっちがやりたくてやるときと あっちから頼まれてやるときで 値段は変わる

人は、無理矢理だと100円でも払いたくないが
納得するなら10万でも払う
この点、お金持かどうかはほとんど関係ない

すごくシンプルだけど、商売の本質ってここにあるんじゃなかろうか

提供する何か、それは製品だったり、サービスだったり、作業だったりするけれど、その価値を認める人があって初めて取引が成立する

腹いっぱいで何も食べれない人は、高級焼肉や特上寿司は買ってくれない

良い考えを持つ
良い製品サービスを作る
それが出来る様に腕を磨く

どれも大切だが、
結局、気持ちよくお金を投じる人がいて初めて、価値が認められ、取引が成立する

気持ちよく払える金額は、ニーズの強さ、お財布事情、関係性、競合比較での相場観とかのバランスで決まっていくが、

「誰かに気持ちよくお金を投じてくれる状況」
をいかに作っていくか
が商売の根幹なんだろうと思う

例えば、すでに欲しいと思ってくれた人が「この値段で買おう」と思っているときに、良かれと思って、払うことに納得してる値段よりも安くすることは商売の根幹からズレることになるのだと思う

そういう場では、「価値」と「お金(で表される値段)」の関係が安定(バランス)せずに、せっかく生まれた商売や、お金の流れが淀む感じがある

儲けることに「後ろめたさ」をどこかでびっしり感じている人って結構いる気がしてて、そういう人は自分のモノを安く売ろうとする傾向がある

商売を「生活のために仕方なくやっている必要悪」としか捉えられない感覚とも関係してそう

なぜそうなるに至ったかの理由はどうあれ、この「後ろめたさ」を感じていると、商売はうまく回らない、お金の流れも生まれづらい

自分がお金を儲けたときに、
「自分のことに使うことしか考えられない」
「どこにも行かないように囲おうとする」
ことにどこかで気づいている

一方で、そんな行動を良しとしない高めの倫理観を内面化しているから、儲けることを前向きに評価できず、結果、「金儲け▶︎よくないこと」と解釈する

本当は
「お金を儲ける▶︎設けた金は自分のためにしか使わないし、自分のために溜め込む▶︎良くないこと」ではないか

「金儲けへの後ろめたさ」が拭えない構造は
お金を”溜め込むもの” ”所有するもの”、とする以外の意味づけや解釈ができない”主体”によって作られている


【鎌倉物語】

#商売 #ビジネス #投資 #経営 #金儲けへの後ろめたさ


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